介護職員の戦闘力が上がるブログ

介護事業所を運営している介護福祉士が、介護業界と介護についての情報を独自の見解を交えながら発信するブログです。

厚生労働省「〝脱おむつ〟支援で介護報酬増額」←失敗策になりそうな件

f:id:hareoku:20171026213741p:plain{厚労省の皆様、介護現場で良い汗かきませんか

 

こんばんは、ハレくんです。

 

タイトルの通り…また〇〇加算なるものが出現しそうです。

 

本当加算好きですよね。

 

最終的に、加算を取らない事業所を対象にした『加算取らない加算』とかできそうで笑ってしまいます。

 

政策の内容

タイトルにもある、脱おむつ支援で介護報酬増額という政策がどういうものかと言いますと…

 

介護施設で、おむつをしている入居者がおむつなしで暮らせるように支援すると介護報酬を手厚くする。入居者への強要を防ぐため、医者がおむつを外せると判断し、本人が望む場合加算の対象となる。

 

といった内容。

 

政策の問題点

介護職の方で、介護現場を全く知らない人が考えそうな事だなと思った方多いんじゃないでしょうか。

 

おむつをして生活している人が、おむつを外して生活できるようになる事の大変さ、難易度の高さを厚労省の方はいまいち理解できていないように思います。厚労省が財務省に権力で上回るくらい難易度の高い事なんです。

 

人手不足が深刻な今取り組むべき内容のものでは無いようにも思います。介護報酬自体を引き上げて介護職員を増やしていくのが今最もやるべき事で、これ以上現場が疲弊するような事になると現場の介護職が要介護状態になってしまいます。

 

もう一つ問題なのが、おむつを外せるかどうかが医者の判断という所。何か明確な基準があるなら良いと思いますが、これだと医者によって意見が変わらないでしょうか。A先生の場合おむつを外す事を許可するがB先生の場合には許可されない。みたいな。そもそも医者はその対象となる利用者の普段の様子を全然知らないでしょうし。

 

…隙だらけじゃないですか?適当に考えてないですか?(笑)

 

施設の運営側は当然脱おむつの方針を示してくるでしょうが、現場の介護職の事もしっかり考えてあげないと退職者が後を絶たない事になりかねません。何年も介護職やってる立場から言わせてもらいますが、おむつを付けている方がおむつ無しで生活できるようになるまでの支援は壮絶です。十分な人員が確保されていれば可能かもしれませんが、今の業界の現状では不可能です。

 

最後に

切実に思う事があります。厚労省の皆様!!介護の現場で1年…いや、半年くらい働いてみませんか。交代制で。その方が良い政策を立てられる事は間違いありません。

 

…そうですか、やりませんか。仕方ないですね。

 

施設運営側は脱おむつ支援の方針を示す前に、現場の介護職の声をしっかり聞くのは必須となりそうです。施設の為にも利用者の為にも。

 

おやすみなさい。

 

この記事が面白いと思ったら是非シェアお願いします。


Twitterのフォローも是非↓

にほんブログ村 介護ブログへにほんブログ村 介護ブログ 介護保険へにほんブログ村 介護ブログ 福祉・介護情報へ