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介護福祉士を目指すと毎月5万円貰える制度について

f:id:hareoku:20171026213741p:plain{5年+5年=10年

 

こんばんは。ハレくんです。

 

それほど親しくない人と会った時の第一声が「寒いですね」になる季節がやってきました。インフルエンザやノロウイルスに注意して過ごしたいと思います。

 

ついこの間、10年勤続の介護福祉士に処遇改善として8万円の賃上げがされるという事が話題でしたが、今度は介護福祉士を目指している方に朗報です

 

介護福祉士を目指す学生に毎月5万円

介護福祉士の養成校に入学する際に20万円、通学期間中に毎月5万円、卒業する際に20万円が受けられ、なんと国家資格を取得して5年間現場で働くと1円も返済しなくて良そうです。

 

もともと介護福祉士を目指していた方にとっては棚から牡丹餅のような非常にありがたい制度ですよね。

しかしこの制度が介護業界の人材不足解消に繋がるでしょうか?

 

「毎月5万円貰えるなら介護福祉士になろう!」←こんな思考になる方がそんなに多くいるでしょうか?

 

いないと思います。人材不足解消の為の政策としてはイマイチではないかと……思いましたが、そうでもないかもしれません。

 

5年間働くと返済義務が無くなるのがポイント

介護福祉士の養成校を卒業して他業界へ就職すると、毎月受けていた5万円は返済しなければいけません。介護業界に就職し、現場で5年間働くと返済義務は無くなります。

 

介護福祉士を目指している方が通う学校なので当然と言えば当然ですが、殆どの方が介護現場で5年間働く選択をすると思います。入学時と卒業時に受けた40万円と、通学期間中に毎月受けた5万円、積もり積もってとても大きな額になっているというのもありますし

 

例えばですが、3年くらい働いて介護の仕事を辞めたくなったとしても大体の人が「あと2年頑張ろう」という発想になりますよね。

そんなこんなで5年が経ち、返済の義務が無くなった所で見えてくるものがあります。そう、あと5年働くと給料が8万円上がるという事実です。

 

厚生労働省「罠カード発動!!」

5年先に罠カードを用意しているとは流石です。

 

専門学校を21歳で卒業したとして、5年経つと26歳。新しい業界で再スタートするか、このまま介護業界で働くか…多くの人が5年後の+8万円を見据えて介護業界に残る事を選択するのではなかと。「介護の仕事はどうしても嫌」という方は5年経つ前に辞めていると思いますし。

 

最後に

この制度の内容を始めて見た時、こんな制度で人材不足が解消するのかな?とも思いましたが、効果ありそうですね。

 

5年働いて借金チャラ→10年勤続で給料8万アップ→賃上げ等処遇改善は更に進みそう

この3段コンボが離職率を引き下げる事は間違い無いでしょう。

 

5年先10年先と言わず、今直ぐ賃上げしろーと言いたい所ではありますが、やりがいどうのこうのよりはよっぽど良い政策だと僕は思います。

 

おやすみなさい。

 

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