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こんばんは。ハレくんです。
タイトにもありますが今日は、厚生労働省が介護職のイメージアップに本気を出すと言っている事について書いていこうと思います。
何故介護職のイメージはここまで悪くなったのか
厚労省は今後、介護の体験イベントを開催したり、SNSなどで介護職に関する情報を発信していくと言っています。また、「介護職に対して実際より悪い印象を持っている人に本当の事を知ってもらいたい」とも言っているようなのですが、実際より悪い印象を持つ人がいるのはこれまでの報道のせいでもあると思うんです。
介護現場では、利用者の介護職に対する酷い対応(セクハラ等)がそう珍しくない割合であります。
テレビ等の報道機関はこれまで、このような現実に殆ど触れなかったじゃないですか。良い所だけにスポットを当てた報道がされていたので、その報道を信じて介護士を目指していたが、いざ介護士になって予想しなかった現実を突きつけられる新人介護士、可哀想だと思いませんか。
人は理想と現実の差が大きい程、現実を悲観する構造にできていると思います。
期待を持たせる報道で理想を膨らませていたのに、待ち構えていた現実は理想とはかけ離れていた…という人達の口コミが、介護業界のイメージダウンを加速させている原因の一つである事は間違いないですよね。
介護職のイメージをアップさせるには
介護業界のイメージをアップさせる一番効率の良い方法は、介護業界で働く人達の直接的な口コミですよ。現場の声は厚労省に届く頃には究極に美化された状態ですし。
ではどうすればイメージアップに繋がる口コミが広まっていくかという事ですが、これはもう言うまでもなく賃上げと労働環境の改善ですよね。
賃上げについては今日は触れませんが、賃上げと同じくらいのレベルで改善すべき点として、利用者の介護職に対するセクハラ等の問題があると思います。
実際殆どの介護事業所が無法地帯のような状況だと思います。世紀末です。199X年です。
国がこの問題の解決に向けて取り組んでくれると、少なからず介護業界は変わると思います。
最後に
楽な仕事なんてそんなに無いと思うし、他の仕事と比べて介護の仕事が格別大変だとも思いませんが、改善すべき問題が多い業界である事は間違いありませんよね。介護保険制度の歴史がまだ浅いという事も原因としてあると思いますが。
主観ですが、今後介護士の賃上げや労働環境の改善は急ピッチで行われると思っています。それは、介護士の社会的な地位が認められてきたからという訳ではなく、ただ単にそうせざるを得ない時代がきているからです。少し寂しいですが。
改善が進まないようならもちろん俺らは抵抗するで。
コブシで!(旬は過ぎた)
おやすみなさい。