介護職員の戦闘力が上がるブログ

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「賃金を上げても介護業界の人材不足は解消しない」←ちょっと何言ってるか分からない

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こんばんは。ハレくんです。

 

介護業界の深刻な人材不足は今後更に加速していくと言われています。

2025年には約40万人の介護職が不足するとの事ですが、今と同じ給料で今以上に激務になれば、全国的に介護業界は退職ラッシュとなりそうですよね。

 

介護業界は優秀な人ほど残らないシステム

サービスの質を上げていく事は求められるのに、報酬は上がらないなんてハイリスクゼロリターンな事をやりたがる人が少ないのは当然です。

 

他に仕事が無いから仕方なく介護の仕事をしているなんて方ばかりになってしまい、優秀な人はさっさと辞めていってしまいます。

 

「この仕事はお金じゃない」と言う方は、最低賃金で働かせてもらえるよう職場に希望してみて下さい。その浮いた人件費で新しく職員を雇用したり、他の職員の給料を上げる事ができます。職員の数が増えると利用者は今より手厚いサービスが受けられますし、win-winですよ。

 

賃金を上げなければならない理由は人材不足だからなのか

『どうすれば介護業界の人材不足を解消できるのか』

という話になった時によく出る意見に、「賃金を上げても人材不足は解消しないと思う。賃金を上げる事よりもイメージアップを優先するべき」というものがあります。

 

ちょっと何言ってるか分からないです。

介護業界は、賃金を上げる事が最優先だと思うんです。もちろん人材不足を解消させる為でもありますし、人材不足だろうが人材不足じゃ無かろうが賃金を引き上げるべきなんです。

 

人材不足だからという理由だけで賃金を引き上げるんじゃなく、仕事内容に報酬が見合ってないから賃金を上げるべきです。他産業と比べて月平均10万安い訳ですから。

 

そもそもこんな状態が続いたから今になって人材不足だ大変だと騒ぐはめになっているんだと思います。

 

保育士や農業の仕事にも言える事ですが、縁の下の力持ち的な仕事の報酬が何故こんなに低いのか謎でしかありません。

 

事実を伝えてイメージアップを

介護職のイメージアップについても思う事があります。

悪い部分を隠し、良い情報だけを発信してイメージアップを狙うのは詐欺に近い。

 

いざ就職した後で現実を突きつけられるというのは、正直気の毒です。

今の介護業界が決してホワイトな環境ではないという事もきちんと発信していくべきだと思います。

 

最後に

介護業界で成り上がる為に最も効率的な方法は、綺麗事を言い続け対価を求めない事です。そこに心が有るか無いかは関係ありません。

 

福祉について教育する立場になる事が、介護業界で成り上がる唯一の方法と言っても過言ではありません。

 

対価を求めない事を『美』とするような教育は、教育者にとってはプラスでしょうが業界にとってはマイナスでしかないと思います。

 

自分の仕事に見合った対価を求めるというのは、悪い事じゃありません。

キッチリ仕事して、キッチリ対価を求めましょう。

 

おやすみなさい。記事をシェアしてもらえると喜びます。