{伝&説
こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
今日書く記事はタイトルの通りなのですが、Twitterで紹介した所2万くらいイイね頂きました。中々の反響だったのでこのブログでも紹介したいと思います。伝説なんて大袈裟だしウザいかもしれませんが、あの利用者さんが声かけ一発で入浴されたというのは以前勤めていた職場の介護士さん達の間ではいまだに伝説と囁かれています(笑)
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伝説の声かけとは
「〇〇さん、内閣官房長官から気持ちよく入浴して下さいねと電話がありましたよ」
この声かけです。いつもは激しく入浴を拒否される方ですが、伝説の介護士ハレくんのこの声かけ一つでスッっと入浴してもらえたんです(笑)何故この声かけで納得してもらえたのか、考察していきましょう。
考察①
たまたまです。その方のその時の感情に、その声かけがたまたま絶妙にマッチしたという事。また違う日に同じ場面でこの声かけをしても効果を発揮しない可能性も十分にあります。
考察②
多分、「総理大臣」って言ってたら失敗していたと思います。「内閣官房長官」というフレーズが絶大な効果を生み出したのではないかと。
介護現場では突き抜けたジョークが使える場面が多々あるのですが、あの場面で「総理大臣」と言うと突き抜けすぎていて明らかに冗談だと分かってしまいます。利用者さんからすれば、『君の冗談は面白いけど風呂には入りませんよ』という気持ちになっていたと思います。
一方「内閣官房長官」だとどうでしょうか。突き抜けてはいますが膜一枚残している感がありますよね。おそらくあの時の利用者さんの気持ち、冗談だと分かっていたとしても『内閣…官房長官…だと?』と0.01%事実である確率に心を揺さぶられたのだと思います。
最後に
それぞれ色んな意見があると思いますが、個人的には入りたくないなら無理にお風呂入らなくてもいいんじゃないかなとも思うんです。しかし、集団生活となるとそういう訳にもいきません…。現場の介護職員は日々色んな工夫をしながら、色んな声かけをし、納得してもらった上で利用者さんに気持ちよく入浴してもらっています。本当に大変なんですよこれが。
下に例のツイート貼っておきます。このツイートのリプ欄に、他の介護職員さん達が同じような為になる事例を沢山書いてくれているので是非見てみて下さい。
昔、入浴拒否なんて言葉じゃ済まないくらい入浴を拒否する人がいて、その人に「内閣官房長官から気持ちよく入浴して下さいねと電話がありましたよ」と言うとスッと入浴してくれた事がある。その時の感情にたまたまその言葉がマッチしたんだろうけど、介護現場では突き抜けたジョークが使える場面がある
— ハレくん (@harekunoku) July 13, 2018
おやすみなさい。
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