{盛った
こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
ごめんなさい盛りました。
アンケートを実施した訳でも研究した訳でも無いクセに、99%の利用者に好かれるなんて言い切ってしまった僕をお許しください。しかし、99%好かれる―という表現が決して大袈裟では無い程の効果を発揮するテクニックがあります。これから説明しますので介護現場で是非活用して下さい。
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そのテクニックとは
そのテクニックとはズバリ、手紙です。高齢者の方で手紙をもらって喜ばない方はまずいません。中々心を開いてもらえず介護を拒否される利用者さんには、その方宛てに何度か手紙を書きます。これだけで介護拒否が無くなる可能性はマジで高いです。
まず介護士が理解しなければならないのが、利用者さんの中には受けたくて介護を受けている人なんていないという事(絶対ではありません)。色んな思いが入り交じり、中々素直に介護を受けようという気になれません。出来る事なら自分の事は自分で―と思いますよね。僕だってそうなると思います。そういった方の心をほぐし、介護を提供しやすくする為に手紙を書く訳なんですが、下にその具体例を書いていきます。
具体例
僕の体験ですが、以前、とにかく介護を受けたくない利用者さんがいました。とても穏やかで良い人なのですが、介護士が来る事がとにかく嫌という雰囲気がいつも半端なく漂っていました。空気読み取る系男子の僕には一瞬で察せました。「介護してもらうのが申し訳ない気持ちになる」と話されていたそうです。
このままの状態で支援を続けるのは、介護職員的にも利用者的にも精神衛生上良くないと判断した僕は、その方宛に手紙を書きました。一ヶ月で5通くらい、短いですが割とカッチリした内容のものを書いて渡しました。ちょこちょこ手紙を渡していた事は、家族さんや他の介護職員には話していません。その方と僕しか知らない事です。
それでどうなったかと言うと、僕にだけ明らかに心を開いてくれました。『僕にだけ』なのでこれではダメ。ただ、僕に心を開いてくれたという事は、僕の言う事ならある程度聞き入れてくれる状態になったという事です。
そこから少し時間をかけながら色々話をさせてもらって、他の介護職員の事も快く受け入れてくれるようになりました。介護士としても仕事がしやすくなりましたし、利用者さんも介護を受ける事のストレスは軽減しました。winwin。
最後に
お年寄りの心を掴む最強のアイテム、手紙。僕ら若い世代が手紙を貰う感覚とはまた違うものがあるようです。貰って嫌な気分になる方はまず居ないので必要な時は試してみて下さい。
介護サービスを受ける利用者の心境は複雑。ありがたいけど、本当は介護なんて受けたくないという気持ち。
— ハレくん (@harekunoku) 2018年8月1日
その複雑な気持ちに勘付きながら介護をする介護士の心境もまた複雑。
難しい仕事。ハードモード。
手紙を使ってイージーモードに。
おやすみなさい。
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