{昔話
こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
介護業務にも色々ありますが、認知症利用者への声かけは最も重要な業務と言っても過言ではありませんよね。
介護士の声かけ一つでその利用者の一日が決まってしまう。認知症のある利用者が一日を楽しく過ごせるか不安いっぱいで過ごす事になるかは、要所での介護士の声かけにかかっています。
という事で今日は、認知症利用者への声かけが上手くいく人といかない人の違いについて書いていきたいと思います。
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コミュニケーション能力の高低差
これは当たり前なんですが、コミュニケーション能力が低いと声かけは上手くいきません。空気が読めないというのは介護士としては正直致命的。
認知症のある方に対して『ここでそれ言う!?』って感じの介護士いるじゃないですか。あれは仲間が困る。仕事が倍増する。本人も辛い。コミュニケーションスキルを高める必要があります。
コミュニケーション能力が高い介護士は声かけが上手くいきやすく、低い介護士は失敗しやすい。ここまでは当たり前の話です。ここから少し深い話をしていきます。
利用者の過去
利用者の事について家族さんと話せる時間ってそんなに無いのでかなり貴重な時間になるんですが、話し合う時殆どの人がこれから先の事についてばかり話し合います。
認知症利用者については、先の事より過去の事について話す時間を多く取るべきなんです。僕なんて昔話とかめちゃめちゃ聞きます。
過去の記憶は残りやすく、多くの方が過去の記憶の中で生きようとしているからです。なので、過去を意識した声かけが重要です。
介護士が利用者の過去について詳しく知っているほど、その利用者のQOL(生活の質)は上昇しますし、介護する側も仕事が楽になります。
僕は過去は振り返らない派ですが、利用者の過去については振り返って振り返って振り返りまくります。振り返り過ぎて結局前向くくらい振り返ります。
80年も90年も生きてきた人の歴史がフェイスシート一枚に収まり切るはずはなく、過去を知りつくす事は実際無理ですが、対応困難な方の過去ほど詳しく知っておく必要があります。介護職員と利用者お互いの為に。
具体的な例を挙げると文字数が多くなってしまうのでここでは書きませんが(めんどくさい…)、利用者の過去を知って、過去を意識した声かけを実践すると上手くいくのが実感できるはずです。試してみて下さい。
最後に
ダメだ…1000文字を超えたあたりから集中力が一気に下がる…水を得た魚と2日天日干ししたシナチクほどの差が出る…
短い文章でどれだけ読んでくれる方の心を掴めるかという所に重きをおいて頑張ります。(長い文章書く努力せんのかい)
最後に一言でまとめると、認知症利用者にとっての過去は今です。利用者の過去について研究している介護職員は声かけの神になれます。(一言ちゃうやん)
おやすみなさい。
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