{承認欲求
こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
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さて本題に入ります!
これは綺麗事でもなんでもなく、利用者さんを現状より幸せにするのが介護士の仕事の1つだと思うんです。
要介護・要支援の状態がどういう状態かって、健康ではない状態ですよね。健康ではないという事は、健康な時より幸福度が下がっている状態と言えると思います。僕たちも、体調が優れないと元気出ないですよね。
なので、身体的な介護だけじゃなく、心も元気になれるような接し方は意識するべきだと思うんですよね。
心が元気じゃないと、リハビリも頑張れないだろうし、美味しいもの食べても美味しくないですからね。
利用者の心を元気にする1つの手段として、承認する(褒める)という方法があると思います。
という事で今日は、僕が今まで実践してきて、効果的だった利用者の褒め方について書いていきたいと思います。
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利用者の多くは自信を喪失している
人生の先輩に対して褒めるという表現はオカシイ気がしますが、尊敬できる所を伝えるというイメージでお聞きください。
なぜ利用者を褒める事が重要なのかと言うと、要介護状態になってしまって、介護士の助けが無いと生活ができなくなってしまった事で、自信を喪失している利用者が多いからです。
伝説のスーパーサイヤ人ブロリーを前にしたベジータのような心境になっているんですね。
なので、少しでも自信を取り戻して前を向いてもらって、幸福度を引き上げてもらう作戦です。
褒め方が重要
何を褒めると良いのかという事に関しては、何でも良いと思います。重要なのは、褒め方です。
例えば、何か点数を競うレクを実施した際に、高得点を叩き出した利用者に対して、「〇〇さん凄いですね!!」というような褒め方をするんじゃなく、「〇〇さんは集中力が凄いですね!」と、具体的にどこをリスペクトしているかを伝えます。
普段の会話の中でも同じです。相手は人生経験豊富な高齢者ですから、ただ単にストレートに褒めちぎっても、『機嫌をとってくれているんだな』『はいはいありがとう』程度にしか思われず、心はなんら動きません。
そこを、「〇〇さんの几帳面な所見習いたいです」とか、「〇〇さんの言う事はいつも適格で、物事の本質を見抜く力が凄いと思います」のように、具体的にどこを凄いと思っているのかをピンポイントで褒めます。
すると高確率で照れます。
あのベジータがでさえ、妻のブルマに、「ベジータ、髭無い方が素敵よ」と褒められた時には、「そ、そうか///」と照れまくってましたからね。萌えますよね。
誰だって承認欲求はありますし、自分の長所を、自分とかなり歳が離れた子にリスペクトされて嫌な気分になる人はほぼいません。
自分の長所を他人に褒められるというのは、自信に繋がります。人は自信がつくと、現状を悲観せず前向きになる事ができます。
感情は伝染するので、利用者さんが悲観的じゃなく前向きになってくれると、介護士の精神状態にもプラスに作用しますし、信頼関係の構築も早く進み、業務も効率化されるので、利用者を具体的に褒めちぎる作戦、是非試してみて下さい。
最後に
今日話した事は、介護士にも適用すべきですよね。厳しく怒って接したからといって業績が上がる職種ではないので、新人や後輩は褒めて伸ばすべきだと僕は思っています。もちろん時には厳しく接する事も大切ですけどね。
「介護に正解は無い」って、流行らせたいのかってくらい皆言うけど、正解が無いんじゃなくて、利用者の数だけ正解があるから、対応しきれなくて「無い」になってるだけ。
— ハレくん (@harekunoku) May 15, 2019
正しくは、「介護に正解は∞」
正解が無い訳じゃない。
利用者の正解を探って、ピンポイントで褒めちぎりましょう!
おやすみなさい。
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