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こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
このブログを見て下さっている方の殆どが、介護業界で働いている方だと思いますので、今日は、介護業界で働く全ての方に有益な事を書いていきたいと思います。
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介護事業所側と介護士側の双方に大きなメリットのある話です。今日の記事にある事を実践する事で、どんなメリットがあるのか先に説明しておきますね。
介護士側のメリットは、就職・転職に失敗する確率が大幅に減ります。転職って相当体力が必要な事ですし、めんどくさい極みなので、できれば失敗したくありませんよね。入ってみないとどんな会社か分からないというのは非常にリスキーな事です。また転職しないといけなくなりますから。そんな事態を回避できます。
介護事業所側のメリットは、人を雇った際にかかるコストを大幅に削減できます。お金も時間もです。やっと新人が入ったのに、すぐに辞められるという事態を回避できます。
この記事を書こうと思ったきっかけ
ツイッターで僕と相互フォローさせて頂いていて、愛知県で福祉事業を経営されている、株式会社ビジョナリー代表取締役の丹羽さん(@yukke32)(推定戦闘力53万)が、昨日YouTubeに、『社長のひとり言』というタイトルで動画をアップされてたんですよね。介護士さん必見の内容でした。
内容に関しても目から鱗だったのですが、僕は、『なぜ多忙な丹羽さんが時間を割いてSNSやYouTubeをやるのか』という事を考察しました。その中でヒントを得てこの記事を書こうと思いました。
介護士と介護事業所の双方がメリットを得る為にやるべき事
介護事業所側と介護士側の双方が、上述したメリットを得る為にやるべき事は、事業所のトップや役員は、SNSや動画で本音を語り続ける事(人間性の露出や会社のビジョン等について)。介護士はそれを探して見る事。これだけです。
そんな事に何の意味があるの?と思われる方もいるかもしれませんが、これこそ今の介護業界に最も必要な取り組みです。間違いありません。
ツイッターを見ているとよく分かるのですが、今の介護業界が抱える大きな問題として、ブラックな事業所が多いという事、人材確保が困難だという事、人間関係に関する悩みを持っている介護士が多いという事。この3つがあります。
そして、転職に失敗してしまうのは、転職前に得られる情報の少なさに原因があります。ハローワークなんかで求人票を見ても、情報が少なすぎて良い事業所かどうかなんて一切分からないですよね。
会社の経営陣や役職者が、ありのままの人間性をSNS等で露出し、会社のビジョンや方針について語る事で、それを見た側は、その会社の上層部がどんな人なのか、どんな会社なのか、どんな働き方ができるのか、という事が分かるんですよね。雇われる側にとっては、膨大で信憑性の高い情報が転職する前に見えるんです。
・こんな人に付いていきたい
・こんな人には付いていきたくない
・こんな考え方を持って働きたい
・こんな考え方を持って働きたくない
などという事が分かるので、雇用する側と雇用される側のミスマッチを極限まで減らす事が可能になります。こんな人には付いていきたくないと思ってもらえる事にも実益があるんです。
丹羽社長の場合、これまでに3000件以上のツイートと、社内の様子等、多数の画像や動画を、ありのままネット上に配信しています。就職・転職思案中の介護士にとって、これほど有益な情報ってありませんよね。
しかもそうする事で、考え方の近い人達が集まりやすくもなるので、人間関係の悩みが発生しにくいという事や、情報収集元がネットなので、若い人材が集まりやすいという利点もあります。まるごとバナナのように美味しいがギッシリ詰まった戦略ですよね。
かといって、昨日今日発信を始めましたというのでは意味がありません。数ヶ月、数年単位で発信し、情報がある程度溜まっていないと、雇用される側としては判断が定まりません。この戦略は後になって生きてきます。僕のようなブロガーが、ブロガーとしての実績を実業に繋げる事ができるのも同様です。
ホームページに綺麗な事ばかり書いていたり、チョロっと経営理念だけ記載していたり、ハローワークの求人票に嘘とも言えるような事を記載して介護士を募集する事業所もあると聞きますが、これ意味ないです。表向きだけ綺麗に見せて人を集めても、どうせ辞められます。いつまでも人材確保にコストをかけ続ける事になります。
ここまで聞いて、『偽った情報を発信する人もいるのではないか』と思われた介護士さんもいると思いますが、先程も言った通り、偽った情報を使って人を集めても意味がありません。時間の無駄です。経営者なら分かるはずです。
それに、偽り続けて情報を発信していくのは無理ではないかと思います。見ている側も、ある程度見破れるはずです。紙切れ1枚で見れるような情報量じゃないですから。
会社や会社のトップ、役員、役職者が、SNS等を使って、ありのままの自分や会社を知ってもらおうとする事こそが、実は最も効率的で合理的な人材確保の方法です。
介護士は、常にそういった事業所や人をチェックし、アンテナを張っていれば、『ここで働きたい』という事業所に出会え、転職に失敗する確率も低下するはずです。
綺麗事で塗り固める時代は終わった
本音を隠して綺麗事を言って得をする時代はもう終わりました。
『利用者様の笑顔とありがとうさえあれば頑張れます』『お金には変えられない仕事です』なんて事ばかり言ってても誰も働いてくれません。利用者さんの笑顔とありがとうだけで頑張れるわけありませんし、金も大事です!
これから事業所側はどんどん本音を発信する事で、同じ志で仕事ができる介護士さんを集められる時代だと思います。
これが当たり前の流れになると、良い事業所だけが生き残り、自分に合った環境で仕事ができる介護士さんが増えると思うので、介護業界人はSNSやYouTubeをどんどん活用していきましょう!
最後に
文字だけで伝えるのが無理ゲーすぎて、思ったように伝えられませんでしたが、なんとなく分かってもらえたと思います。
決して高くない介護報酬、放置され気味の労働環境問題、これについては国にも頑張って欲しいですよね。
介護事業って、国が定めた報酬とルールの中で立ち回る事になるので、利用者からの暴力問題だったり、労働環境の改善にはもっと国に本気で取り組んでもらう必要がある。放置は無責任すぎる。
— ハレくん (@harekunoku) September 22, 2019
介護報酬3倍界王拳と、介護士の労働環境改善に尽力お願いします!
…今日は3000文字も書いたので僕はもう放心状態です。パトラッシュももう休めと言ってくれているので、もう寝るとします。
おやすみなさい。
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