{ニュースです
こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
今日は、介護施設での介護士の人員配置基準が、現在の3対1(利用者3 介護士1)から、4対1になるかもしれませんという事について書いていきたいと思います。
(スポンサーリンク)
利用者対介護士の人員配置を4対1に
今月19日に、今後の制度改正について話し合う、全世代型社会保障検討会議なんていう会議があったそうで、介護現場の生産性向上がテーマとなったそうです。その中で、介護施設での利用者と介護士の人員配置を4対1にしていこうぜという意見があがったそうで、複数の方がその意見に賛同したとの事です。
詳しくは、ニュースサイトjointさんのこちらの記事をご覧下さい。
介護施設の人員配置、4対1を求める声も 現場革新で基準見直し検討 政府 | articles | 介護のニュースサイトJoint
『4対1にしようぜ』←これだけ見ると、4対1なんて無理に決まってるじゃないか!とか、介護士側の負担がこれ以上増えると離職が加速するよ!なんて感想が出てくると思うんですけど、政府も、ただ何の考えも無く、4対1にしようと言っている訳では無さそうなんですよね。
センサーやロボットを活用して、4対1の人員配置でも、問題無く介護士が業務を行える環境を作っていこうというニュアンスです。
スーパー高齢化社会で、ウルトラ介護士不足な現状を考えると、そうなっていくのは自然な流れでしょうし、仕方ないんでしょうけど、僕の個人的な意見としては、人員配置を4対1にするのは反対です。
要介護者はただ生きていれば良いのか
なぜ反対かって、例えば利用者が8人居る場所に、2人しか介護士が居ないって、とりあえず利用者が死ななければ良いみたいな感じがしますよね。楽しんでもらおうとか、そういうの無いですよね。介護士の仕事は、利用者の生活満足度を上げる事だと思っているので、ただ生きてもらうだけで良いなら、介護士という職業自体いらないんじゃないかなと思うんですよね。
老後にセンサーやロボットに囲まれた生活なんて、できればしたくありませんよね。専門職の介護士がポツポツしか居ないのは不安です。
日本の状況的に、僕の意見が理想論な場合もあるので強くは主張できませんが、人はただ生きていれば良いって訳じゃありませんからね。楽しくないと生きてる意味が無い。僕はそう思います。
という訳で、介護施設の介護士の人員配置が、4対1になるかもしれませんよーという内容でした。
最後に
今日こんなツイートをしました↓
効率化を追求し過ぎると、逆に非効率になっていくのは間違いない。近道ばかり行こうとすると絶対上手くいかない。
— ハレくん (@harekunoku) 2020年2月22日
効率化を求めすぎると、非効率化していく事もあると思うんですけど、おそらく介護業務もその類のものじゃないでしょうか。
効率化せざるを得ない場合は仕方ないですけど、効率化を追求するほど非効率になっていく事や、効率化すると楽しくなくなる事もあるので、その辺の見極めもしっかりやっていもらいたいですよね。楽しいのが1番です。
おやすみなさい。
【退職・転職(就職)を考えている方にオススメの記事です↓】
カテゴリー上部に、僕がオススメする介護士専門の転職サポート(求人)サイトや、資格取得サポートサイトの紹介ページがありますので、退職・転職を考えている方や、何か資格を取得しようと考えている方は是非ご覧ください。
Twitter、LINE@、instagram、YouTube(遊んでます)
もやってます。下にあるプロフィールの所にリンクを貼っていますので、そちらの方も是非よろしくお願いします。