介護職員の戦闘力が上がるブログ

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【介護士】認知症患者の帰宅願望が鬼のように強烈な時の対応方法

 

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こんばんは。介護福祉士のハレくんです。

 

今日は、認知症患者の帰宅願望が鬼のように強烈な時の対応方法について書いていきたいと思います。介護士が苦労するやつですね。

 

教科書通りの対応では絶対に落ち着いてもらえないと判断した時の最終手段として、今日紹介する対応方法を試してみて下さい。

 

 

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認知症患者の帰宅願望が強い時に絶対にやってはいけない対応

先に、認知症患者の帰宅願望が強い時に絶対にやってはいけない対応から説明しますね。

 

やってはいけない対応とは、「今日はここに泊まって下さい」みたいな、『帰れない』という事を伝える対応です。これはめちゃくちゃ逆効果なので、絶対にやってはいけません。

 

職人歴50年の頑固親父に、「もっと柔軟に物事を考えろ」と言うくらい、やってはいけない事です。

 

なぜそういう対応がダメなのかと言うと、カリギュラ効果という心理現象を避けるためです。

 

カリギュラ効果とは、禁止されている事ほどやりたくなる心理現象の事です。【閲覧注意】なんて書かれている記事やノートを見ると、余計に見たくなりますよね。ソレです。

 

つまり、「帰りたい」と言っている認知症患者の人に対して、「帰ってはいけません」的なニュアンスの事を言ってしまうと、カリギュラ効果を発動させてしまい、余計に帰宅願望を激しくさせてしまうという事です。帰るなと言われるほど、帰りたくなると。

 

かと言って、「分かります。帰りたいですよね」なんて、ただ共感するのもダメです。介護士さんなら分かると思うんですが、帰宅願望が強くなっていて興奮状態にあると、共感なんてした所で何の意味もありませんよね。

 

「同情するなら金をくれ!」の如く、「共感するなら帰らせろ!」という思考にさせるだけです。

 

じゃあどうすれば良いんだと。

 

ここからは、そういった場合の対応について説明していきます。僕は通算で約250回の長時間夜勤を経験していますが、最も効果的だと感じている対応方法です。

 

強烈な帰宅願望への対応方法

その対応方法とは、帰宅願望を強く訴えている利用者よりも、帰宅願望を強く訴えるという方法です。(ちょっと何言ってるか分からない)

 

以前Twitterでも呟きました↓

 

このツイートの内容をもっと具体的に、林修よりも分かりやすく説明していきたいと思います。

 

帰宅願望を強烈に訴えている状態って、怒っている状態ですよね。「帰りたいのですが…」みたいな冷静な状態では無く、「帰らせろゴルァァ!!!」みたいな状態です。

 

なのでまずは、怒りを鎮めてもらう必要がありますよね。その怒りを鎮めてもらう方法として有効なのが、利用者が怒っている事に対して、介護士である自分がそれ以上に怒るという方法なんです。

 

自分より怒っている人を見ると、自分の怒りが収まる心理を利用します。

 

例えば利用者さんが、「帰る!!早く玄関を開けろ!!!」と強い口調で言ってきた時に、「僕も帰りたいのに玄関が閉まってて帰れないんですよ!!玄関の鍵閉めたの誰ですかね!!」と、一緒になって怒るんですね。

 

第一声で、「今日は泊まって下さいね!」なんて返すと、一瞬で敵認定されますからね。「早く玄関を開けろ!!」と、更にヒートアップさせてしまいます。

 

一緒に同じ対象を攻撃する事で、仲間感を出しつつ、玄関の鍵を閉めた架空の人物の事を親の仇の如く叩きます。すると高確率で、利用者の怒りがさっきよりも落ち着いている事が感じられると思います。若干引いている状態です。

 

その段階で初めて、交渉を始めます。

 

「玄関の鍵を閉めた奴がもう帰っちゃったみたいです。今日はとりあえず僕と一緒にここに泊まりませんか?家の方にも連絡しておくので〜」みたいな、教科書的な声かけをしていきます。

 

怒っている状態から、説得の声かけをするよりも、一旦落ち着いてもらってからの方が、9000倍聞き入れてもらいやすいですからね。

 

まずは落ち着いてもらう事。相手の怒りはどうすれば鎮まるかという所を考えて、そこにアプローチしていくのがミソです。

 

という事でまとめると、認知症患者が帰宅願望を強く訴えている時は、「今日はここに泊まりましょう」なんて声かけをするのはナンセンスであり、ただ感情に共感するだけというのも無意味です。

 

まずは相手の怒りを鎮める事を考えましょう。その方法の1つとして、介護士である自分が、利用者よりも強く帰宅願望を訴えるという方法があります。という内容でした。

 

最後に

相手の怒りを鎮める方法の中に、相手の怒りが空っぽになるまで受けとめるという方法があるんですけど、そんな、気がすむまで殴らせるみたいなのは、僕は絶対に嫌なので、心理学的な方面から攻めていきたいと思います。

 

今後もこのブログでは、『利用者に寄り添いましょう』とか、そういう感じの話ではなく、『知識を持って対応していきましょう』的な感じの事を書いていくので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

おやすみなさい。

 

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