こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
今日は、介護士歴約10年の僕が、『介護士の仕事ってココが難しいよね』という事について、カルピスを飲みながら語っていきたいと思います。
10年働いても難しいと思っている事なので、同じ事で難しさを感じている介護士さんも心配しないで下さい。なかなかクリアできる事ではありません。
では早速本題にいきましょう。
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最難関介護業務とは
僕が思う、介護の仕事で最も難しいと思うところは、介護を受けたくない人に介護を提供しなければならないというところです。
介護を受けたくて受けている人は基本的にいません。受けざるを得ないから受けているというのが、利用者さん側の本音だと思います。オムツの中に排泄したい人なんて、実際居ないですよね。
時計が大好きな人に時計を売ると喜ばれるので、売ってる側としてもモチベに繋がりますけど、介護を受けたくない人に介護を提供するっていうのは、介護士としては若干複雑な心境になります。全然趣味じゃない洋服をプレゼントしてもらった時みたいな心境になります。
世の中の価値観が、『介護最高!』『私も介護受けたい!』みたいなノリだったら、介護士としても楽しく仕事ができると思うんですけど、『本当は自分の力で生活したいけど、介護を受けなければ生きていけないから、仕方なく受ける』というノリの方に介護を提供するとなると、なんか申し訳ないような気持ちになる事があります。
ココが凄く難しいんですよね。月日が経って、利用者さんが介護に慣れれば問題無いんですけど、介護サービスを利用し始めたばかりの、まだ介護に慣れていない利用者さんのメンタルに配慮しながら、介護を提供するのは本当に難しいです。爆発物処理班のように慎重な気持ちで接しています。
なので、『介護=身体的な介護』という価値観をもって仕事をしていると、仕事が本当に楽しくないですし、その価値観だと、利用者さんに対して、なんか申し訳ないような気持ちを持ちながら仕事を続けていくハメになるので、確実に辞めたくなります。
このへんが原因で、仕事に対して自信が持てない介護士さんが多いんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうか?
仕事に自信が持てない介護士さんにワンポイントアドバイス
ここからはちょっとアドバイスなんですけど、介護=身体的な介護だと思って仕事に取り組まない方が良いです。身体介護は、電気や水道みたいなもんで、1番必要で1番重要な業務ではありますけど、ここにモチベーションを置いてもあまり楽しくありません。
電気ついたヤッホー!とか、蛇口捻ったら水出てきたyeah〜!とかならないじゃないですか。
身体介護が凄く楽しいって人はそれで良いんですけど、介護の仕事が楽しくないと感じている介護士さんは、身体介護は仕事のおまけみたいなもんだと思っておけば良いと思います。牛丼で言うところの紅生姜だと。
あくまでも介護士のメイン業務は、利用者のQOL(生活の質)を向上させる事だと思っておくと、仕事に対する見方が変わって、介護業界で自分の能力を発揮したくなるかもしれません。
僕も、介護=身体介護だと思っていた頃は、ダルかったです。それが、利用者さんのQOLを上げるという事に焦点を当ててみたところ、介護士の専門性みたいなところに気づいて、自分の役割が明確化されたような気がします。身体介護は、仕事という大きな枠の中の一つでしか無いという事に気づいたんですね。
それに気づいたと同時に、僕の存在も、宇宙という大空間の中では、動きさえも認知出来ない、小さなチリの一粒でしかないという事にも気づきました。(ちょっと何言ってるか分からない)
そんな感じで、介護の仕事は難しく、仕事に自信を持ちづらい特性を持った業種ではありますが、目線を変えて、できるだけ楽しく、自分の役割を明確化させて、頑張っていきましょう。
最後に
僕昔、利用者さんに、「切ったら油出てくる野菜買ってきて」って頼まれた事があって、「多分それは日本には無いと思いますよ」って答えたら、「絶対ある!買ってきて!」と強く訴えられたので、なんの野菜の事なのか聞き取りを続けていると、オクラである事が判明しました。
介護は難しいけど面白い。
おやすみ油の出てくる野菜。
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