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【介護士必見】労災に関する基本的な情知識を共有する

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こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

僕にくるDMで、なぜか労災に関する質問がめちゃ多いです。介護士さんは労災を使う機会が多いのでしょうか。

 

とりあえず、労災に関する知識は必須だと思うので、今日は労災についてザックリ共有していきたいと思います。

 

 

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労災保険とは

労災保険(労働者災害補償保険)とは、ケガをした時や病気になった時の医療費が全額無料になり、休業補償として一時金や年金が貰え、死亡した時はお葬式代まで補償してくれる保険の事です。

 

業務中や通勤中のケガや病気に対して支払われる保険です。

 

例えば、仕事中に転んで顔面を強打して骨折したとか、通勤中(会社に提出している通勤経路)に足を挫いたとか、そういうのは労災を使えます。利用者に暴力を振るわれてケガをしたなんて場合も労災の対象になります。

 

職場にギニュー特戦隊が乱入してきて、リクームの膝蹴りを喰らって鎖骨を骨折したなんて場合も労災の対象になります。

 

一方、上司やお局にパワハラを受けて精神疾患になったなんて場合は、労災の対象にならない場合も多いそうです。精神疾患になってしまった原因が職場にあると証明する事が難しいからです。

 

ケガや病気の場合は、医療費全額補償。欠勤した場合は、給料の約80%補償。長期闘病が必要になった場合は、傷病補償年金がもらえます。

 

障害が残ってしまった場合は、障害補償給付。要介護になってしまった場合は、介護補償給付が受けられます。(上限あり)

 

もし亡くなってしまった場合は、遺族に対して最低300万円が支払われるのと、お葬式代として、最低31万円が支払われます。

 

どれくらい貰えるのかという事については、給料の額や障害の重さなどで変わるので、詳しくはググってもらえたらと思います。

 

自分が労災保険に加入しているかどうかが分からない場合

労災保険の存在は知っているけど、自分が加入しているかどうかが分からないという方も多いんじゃないでしょうか。

 

労災保険の保険料は会社が全額負担なので、給与明細に記載されませんからね。

 

労災保険は、正社員、パート、派遣、アルバイト等、雇用形態に関係なく、1日1時間でも会社で雇用されている人は、全員が自動的に加入となります。全自動麻雀卓。

 

ただし、会社自体が労災保険に加入しているかどうかの確認は必須です。労災保険未加入の会社もたまにあるので、ここは必ず確認しておいて下さい。

 

会社が労災を嫌がる理由

会社が労災保険を利用させたがらないという話はよく聞きますが、これなぜかと言うと、シンプルに手続きが面倒だからというのと、調査に入られたりするのが嫌だからという理由です。

 

ほぼこんな感じの理由なので、泣き寝入りして引き下がらない事をオススメします。本来貰えるものが貰えないって意味が分かりませんからね。

 

ガリガリくんの当たり棒を持って行ったのに、会計が面倒くさくなるから交換してくれないみたいな、そんなの通らないですよね。そんな事言ってきたら2本ブン取ってやりますよ。ソーダ味とコーラ味を。

 

以上、ざっくり労災に関してでした。とりあえずこれだけの知識があれば、ピンポイントで知りたい事があった時に情報収集しやすいと思います。

 

最後に

今までトータルで30回くらい、介護士さんに労災について聞かれたと思います。ケガのリスクがあると言えばある仕事ですもんね。

 

万が一ギニュー特戦隊が襲来してきた時は、とりあえず先にグルドをヤッて下さい。時間を止められたり、動きを封じられたりして面倒なので。首を狙って下さい。

 

でわ。おやすみリクーム。

 

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