こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
『日本人は世界一謝る国民』と言われているのをご存知でしょうか。
相手に迷惑をかけてしまった時に謝るのは当然の事ですが、『謝った方が早い』『とりあえず謝罪して事態を収拾しよう』という、とりあえず謝罪も、皆さんやってしまいがちだと思います。
介護士をやっていても、そんな場面に遭遇する事って多々ありますよね。対人仕事なので、謝罪する事が必然的に多くなるのは致し方ないんですが、事態が更に悪くなってしまう、ダメな謝罪の仕方もあります。
という事で今日は、ダメな謝罪の仕方の2パターンを共有していきたいと思います。介護士さんは特に必見の内容になっています。
絶対にダメな謝罪の仕方①
・何度も謝る
何度も何度も、「すみません、すみません」「申し訳ありません、申し訳ありません」と謝るのは絶対にNGです。
自分が謝られる立場に立って考えて欲しいんですが、例えば、誰かに自分のスマホを壊されたとして、壊した相手が、何度も何度も「すみません」を連呼してきたら、ちょっと微妙な気持ちになりませんか?
「本当に悪いと思ってるのかな?」「早く済ませたいと思ってるのかな?」と思ってしまう人もいますよね。
許すにしても、「まぁ仕方ないか…こんなに謝ってるし…」って感じで、納得はしてないけど仕方なく許そうという気持ちになってしまいますよね。
なので謝罪の言葉は、連発してはいけないんです。1回か2回しか使っちゃいけないんです。
上述した例で言うと、先ずは、スマホを壊してしまった事、どんな経緯で壊してしまったのかを相手に説明します。
その後、相手の話をしっかり聞いて、最後に「申し訳ありませんでした」と一言謝るのが、最もコチラの誠意が伝わりやすい謝罪の仕方です。
アニメの必殺技にしても、何度も使っていると、それはもはや必殺技ではないですよね。ここぞという時に使うからこそ、読者は感動します。
悟空が毎話のように元気玉を放っていたら、魔人ブウ編の最後の元気玉で感動する人なんて一人もいなかったと思います。その原理と全く同じで、本当に伝えたい言葉は何度も発さず、一撃でキメるのが効果的です。
早く事態を収拾させようと平謝りを続けると、相手に誠意が伝わらず、結果的に長引いてしまう事になるので、早く収拾させたい時こそ、何度も謝罪の言葉を言うのはやめておきましょう。
絶対にダメな謝罪の仕方②
・反論する
相手が怒っている時に、相手の話の途中で反論するのも絶対にNGです。
反論は、相手の怒りエネルギーを増長させるだけなので、更なる事態の悪化を招いてしまいます。
どうしても反論したい事がある場合は、相手の話を最後まで聞いてから反論しましょう。
どんなに悪い怪人でも、仮面ライダーが変身ポーズをとっている間は直立不動で待っていますよね。(唐突に怪人)
実は仮面ライダーは、別にあのポーズをとらなくても変身できるんです。別にあのポーズをとらなくても変身できるんです。大事な事なので2かい言いました。でも、絶対にあれをやりたいんです。
怒っている人も、『なぜ自分が怒っているのか』という事をとにかく相手に伝えたいんです。仮面ライダーで言う所の変身中みたいなもんです。
自分の主張が伝え終わったら、ある程度スッキリしているので、相手の話が終わるまで、とにかく待つ事が重要なんです。
反論したい気持ちがフツフツと沸いてくる気持ちはよく分かるんですが、冷静に、相手の話が終わるまで待つ事を意識しましょう。怪人のように。
最後に
今日の話をまとめると、絶対にダメな謝罪の仕方とは、何度も謝らない事と、相手の主張を最後まで聞く事という内容でした。
謝るべき時は素直に上手に謝るのが、オトナってやつだと思うので、意識してもらえたらと思います。
ただ、絶対に謝罪してはいけない場面もあります。自分が1ミリも悪くない時に謝ってはいけません。
例えば、やってもいない事を、「やっただろ」と疑いをかけられた時に謝ってしまうと、無罪なのに罪を認めたようになってしまいます。
また、明らかに相手の主張がオカシイのに謝ってしまうと、「コイツは自分が悪くないのに謝る。これからはコイツを怒りの吐け口にしよう。」などと、悪人を調子に乗らせてしまい、食い物にされます。
なので、うかつに謝るのも危険なんです。
本当に自分に非がない時は、謝罪の言葉は使わないようにしましょう。
という事で、今日は以上です。
おやすみ仮面ライダーBLACK RX。
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