こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
今日の記事は、訪問介護事業所でお勤めの方には共感しながら読み進めてもらえると思いますし、訪問介護の経験が無い方には、一応知識として持っておいてもらいたい内容になります。
訪問介護でやってはいけない3つの事について解説していくので、是非最後までご覧下さい。(法律的な話ではありません)
行きましょう。
①ゴミを捨てる
訪問介護でやってはいけない事の1つ目は、ゴミを捨てる事です。
これは、ゴミ出しをしてはいけないという事じゃなくて、ゴミだと思った物を利用者に確認せずに捨ててはいけないという事です。
明らかにゴミだと思われる物が、利用者さんからすればゴミではない事が多々あります。例えば、ティッシュの空箱とかですね。
高齢者の方は、物が無い時代を生きてきているので、沢山の物に囲まれている生活に、安心感を抱きます。ミニマリストの対義語は後期高齢者なのです。
なので、僕たちがいつも通りの感覚でゴミだと思った物を意識せずに捨ててしまうと、後々困る事になる場合があります。
「ティッシュの空箱どこ置いたの?」
「え!?捨てたの!?」
「あれゴミじゃないのよ!?」
という話になる事があるので、部屋にあるゴミをゴミ箱に捨てたり、ゴミに出したりする時は、必ず確認するようにしましょう。
②時間を守らない
時間を守らないのも絶対ダメです。
利用者さんは一日中家にいる事の方が多いので、いつ行っても大丈夫だろうと、訪問時間を勝手に変更しまくる介護士さんが稀にいるんですが、コレは本当にやめておきましょう。
一度溶けた冷凍食品をもう一度凍らせるくらいやってはいけない行為です。
時間にルーズな人は何に対してもルーズという価値観は割と多くの方が持っていて、世代が上になるほど、その価値観の持ちようが強い傾向にあります。
時間を守らない事で、利用者さんが嫌な顔をしていなくても、心の中では警戒されているパターンは本当によくあります。(よく聞きます)
『あの介護士さん、悪い人ではないけど時間にルーズだから信用しきれないんだよな…』
と、大体思われているので、いつ行っても大丈夫な雰囲気があったとしても、訪問時間は守るようにしましょう。
③物を貰う
利用者さんから物を貰うのもNGです。
物をあげようという気になって頂ける事は凄く嬉しいんですけど、受け取ってしまうと、今後非常に仕事がやりにくくなる事があります。
物を貰うという事は、仕事上の関係性から少しはみ出す事になりますよね。
利用者さんからすると、物をあげる度に、頼みにくい事を頼める関係性が構築されていく訳です。
物をあげる時の利用者さんの脳内では、介護士の〜エリアから〜はみ出した〜ウチの〜青い〜白菜(ハクサイ…ハクサイ…)という曲が流れています。
例えば、訪問介護では、庭の草むしりはやってはいけないという決まりがあるんですが、そういう事を頼まれてしまったりするようになります。
そんな事を頼まれてしまうと、介護士側は、『この前アレ貰ったし、断りにくいなぁ…』という心理になりますし、断った場合の利用者側の心理は、『いつもよくしてあげているのに…』という、若干不快な心理になってしまうんですよね。
両者とも悪気は一切無いんですが、人間なので仕方ありません。どうしてもそういう心理になってしまう事があるんです。
なので、物を貰うといったような、介護士と利用者の領域(エリア)をはみ出してしまう行動はできるだけ取らないようにしましょう。
最後に
距離感って難しいですよね。
家族のようなお付き合いをするのが良いって人も居ますけど、お金貰ってる以上それはナイよなと個人的には思っています。
家族だけど利用料は貰うって、ちょっとよく分からないですもんね。
訪問介護は利用者さんのお宅で、利用者さんのルールに合わせながら行うのが正解だと思うので、今日の記事を参考にしてもらえればと思います。
ではでは。
おやすみccb。
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