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【ヘルパー適性】訪問介護に向かない性格とは?訪問介護の攻略ポイントも3つ紹介

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いらっしゃいませ。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

このブログを見てくれている人は、介護の仕事に携わってる人が殆どだと思うんですが、介護の仕事と言っても、特養とかグループホームとか訪問介護とか、色々ありますよね。

 

事業所の種類によって、働き方や身につくスキル、適性は全然違います。

 

僕は今、訪問介護事業所をやっているんですが(やってると言っても普通に現場に行ってます)、訪問介護にも適性はあります。

 

という事で今日は、こんな性格の人は訪問介護には向きませんという話をしていくので、適性チェックの自己診断をしてみて下さい。

 

訪問介護の攻略ポイントも3つ置いておきます。

 

では行こう。

 

訪問介護に向かない性格とは

結論から言いますと、①NOと言えない性格の人や、②繊細な性格の人にとって、訪問介護の仕事は壮絶に向きませんof向きません。

 

相撲取りにマラソンさせるくらい向いていません。

 

優し過ぎると言いますか、繊細な人が訪問介護の仕事をすると、深く悩む可能性が高いです。

 

訪問介護は介護の中でも特殊で、利用者さんの自宅で、利用者さんと1対1で接する事になります。

 

1対1なので、施設よりも、利用者さんと介護士との心理的距離が近くなりやすく、現場の様子を誰も見ていないので、『ここだけの話』が発生しやすい環境下で仕事をする事になります。

 

何と声をかければ良いのか分からないような、過去の壮絶な体験談や、解決できない深い悩みを涙ながらに打ち明けられる事もあります。

 

また、『内緒でコレをやってくれないか?』と、訪問介護のヘルパーとしてはできない事を個人的に頼まれる事もあります。

 

繊細な人やNOと言えない人にとって、利用者さんと1対1でのこういった状況は、メンタルに相当クるんですね。

 

特に、頼まれた事を断れない人には地獄かもしれません。

 

利用者さんは1人じゃないので、何人もの人に対して、個人的な要望を受け入れ続けるなんて、聖徳太子も奇声をあげて逃げるレベルです。時間の余裕も心の余裕も無くなってしまいます。

 

しかも、認知症があったとしても、自宅で生活できるレベルなので、症状は軽度な場合が多いです。これつまり、その場凌ぎのような対応では効かないという事です。一度受け入れた事はずっと続くと思って下さい。

 

例えば施設だと、周りのフォローや上司のフォローがありますが、訪問介護の現場では、その他事業所に比べて、自己判断する機会が圧倒的に多くなるので、そういうのが苦手な方は、訪問介護以外の事業所を職場として選択した方が良いと思います。

 

ただ、移動時間が気分転換になる事や、基本1人行動なので、嫌な人と四六時中いなくても良いという所をメリットに感じている人も多くいます。良し悪しですね。

 

訪問介護の攻略ポイント3つ

ここからは、訪問介護を攻略するために必要なポイントを3つ紹介していきます。

 

①利用者さんとの適切な距離感を保つ

新規利用者さんの所に訪問する事になった時、情報には事前にしっかりと目を通しておいて、1回目の訪問で、『この人とはこれくらいの距離感がベストだろう』という自己判断をして下さい。

 

その判断が間違ってる場合もあるので、そういう場合は、徐々に適切な距離感にもっていって下さい。

 

適切な距離感が保たれていれば、そもそも、コチラが困るような事を利用者さんは言いません。

 

知人としてきている訳ではなく、介護士として来ているというマインドを持ってもらえるからです。介護士のエリアを越えた時に問題は起こります。

 

介護士の〜エリアから〜はみ出した…

 

やめとこ。

 

②面倒だと思う事は必ずやる

これもめちゃくちゃ重要です。

 

訪問なので、施設のように24時間、介護スタッフが利用者さんの近くにいる訳ではありません。サービスが終わったら帰りますからね。

 

『今日利用者さん少し体調悪いみたいだけど、まぁ大丈夫だろう』なんて甘い考えをしていると、次の日倒れていたなんてのはよくある話です。

 

一人暮らしの方の場合は特にですが、利用者さんの様子がいつもと違う場合、ご家族やケアマネさんに報告する事や、状況に応じた適切な対応を完璧にしておく必要があります。(色んな知識が必要)

 

③認知症の周辺症状を引き出さない

上述してますが、訪問介護の利用者さんは、自宅で生活ができるレベルの利用者さんなので、認知症があったとしても、症状がさほど重くない場合も多いです。

 

理解と判断力の低下はあるが、その他の症状は軽度みたいな場合もあります。

 

これが逆に難しいんです。

 

もの取られ妄想などの症状が一度でも出てしまうと、ずっと出っ放しという事があります。

 

物を盗んだなんて疑われてしまうと、ずっと疑われっぱなしになるという事です。

 

なので、もの取られ妄想が出現する心配がある場合は、訪問時にカバン等は持っていかないようにするだとか、認知症の周辺症状を出さないように徹底する必要があるんです。緊張感がある仕事です。

 

中学の頃の同級生から、15年ぶりに着信があった時くらいの緊張感持ってする仕事です。

 

最後に

まとめると、NOと言えない性格の人や、繊細な性格の人には、ぶっちゃけ訪問介護の仕事は向きません。

 

訪問介護をやる上で、大切な3つのポイントは、①利用者さんとの適切な距離感を保つ②面倒だと思う事は必ずやる③認知症の周辺症状を引き出さない、この3つです。という話でした。

 

最後に今日の僕のツイートを見てください↓

 

敬語は、利用者さんとの適切な距離感を保つためのツールとして使って下さい。訪問だとなおさらです。

 

敬語でも、明るく、感じよく、雰囲気良く会話する事はできますからね。ちょうど良い敬語を使っていきましょう。

 

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それでは。おやすみCCB。

 

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