最強の特別養護老人ホームの話。
こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
年間休日156日の特別養護老人ホームの話
埼玉県川口市にある特別養護老人ホームが週休3日制を導入したところ、職員の心にゆとりが出来てサービスの質も向上した!というニュースをご存知でしょうか。(ソース↓)
特養で週休3日制導入から1年 職員にゆとり、サービスの質も向上(福祉新聞) - Yahoo!ニュース
夜勤も含め、全時間帯を9時間45分勤務にし、1週間の公休を1日増やしたそうなんですが、多くの介護士にとって羨ましいの極みな勤務形態ですよね。
週休3日なんで、年間休日数はなんと156日です。良い頃と覚えて下さい。
年間休日156日でも凄まじい破壊力ですが、今回に限り、年間休日を更に3日お付けして、年間休日159日でご提供いたします。(嘘です)
『156日も休みがあるんだから、給料は安いんでしょう?』
と思われた奥様が多いかとは思うのですが、私ハレくん、こちらの特養が数年前に出している求人情報をチェックしてみました(いやらしい)。
その結果、なんと、給料も良かったんですよね〜(稲川淳二)。非常に手当が充実していました。
他にもさまざまな取り組みを行い、16年には離職ゼロを達成したそうです。特養の職員数で離職ゼロって結構ヤバいですよね。
フリーザ軍も離職率ゼロ期間は長かったですが、あそこは殉職が多かったですからね。
本当に素晴らしい介護施設だと思いました。
更なる業務効率化へ
話はここで終わりません。
こちらの特養、ここから更に業務効率化を図り、「今月からは9時間勤務による週休3日制実現を目指す」とコメントされています。
とどまる事を知りませんね。あのミスチルもビックリしていると思います。
経営側がこれだけ職員のために動いてくれるんですから、介護士の満足度や利用者さん満足度が高いのも当然ですよね。(介護士の施設満足度と利用者の施設満足度は連動する)
最先端を行きすぎていて、先端恐怖症の僕にとっては恐怖すら覚えます。『156日も休めるなんて、こんなに幸せになって良いのかしら…』という謎の罪悪感に似た純情な感情も同時に湧き出てきそうです。
やってる所はやっている
このニュースを見て分かるのが、やってる所はやっているって事ですよね。
『介護施設はブラックな所しかない!』なんて事を言う人も居ますけど、全然そんな事ありません。
僕は情報発信歴が長いので、多くの介護士さんが職場の情報を提供してくれるようになりました。
色んな話を聞く中で、介護士にとっても利用者さんにとっても素敵な介護施設が沢山ある事が分かっています。
ブラックな労働環境の介護施設なんてサクっと辞めて、そこには潰れてもらって、ホワイトな施設がガンガン大きくなってくれるのが理想ですよね。
現場の介護士の事を消耗品かのように扱って、利用者さんの満足度なんて一切考えない、クソみたいな職場も実際沢山ありますからね。
そんな職場の継続に協力してやる事はないと思います。どの業界でも言える事ですが。
はい。という事で今日はこのへんで終わりたいと思います。
週休3日制にトライして成功した特養のお話でした。
それではまた次回。
おやすみ川口市。
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