介護職員の戦闘力が上がるブログへようこそ。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
介護業界の重鎮みたいな人が見たら怒るかもしれないんですけど、若い人が介護の仕事に魅力を感じない理由は、介護の仕事に夢を見られないからだと思います。ドゥリームが感じられないんです。
仕事としてはソコソコ良いはずなんですよ。全ての仕事の中で、おそらく需要はNO1ですし、色んな資格がある専門職なので、仕事的なやり甲斐を感じる人も多いです。
独立の障壁も高くなく、これから更なる需要の上昇によって上のポストも空いてくるので、ヤル気があればそれなりにお金も稼げる業界です。
最近ではフリーランス介護士としてかなりの年収を稼いでいる人も結構居るでしょうし、稼ぐ方法がこれだけ増えた現代においては、介護士だから稼げないという事は絶対にありません。六時半に豚骨ラーメンが食べたくなるくらいありません。
それなのに人気が無い理由は、いつでも誰でも介護士になれてしまうからです。障壁が一切無い仕事に対して夢は抱けませんよね。
『株式会社キーエンスに入社して年収3000万稼ぎたい!』とか、『誰もが認める医者になりたい!』とか、『職業として安定度NO1の公務員になりたい!』とかっていう、努力して達成したい夢を抱けないんですよね介護だと。
需要があるのは良い事ですが、あり過ぎるのも問題で、専門職でありながら、『別に今介護士にならなくても、なろうと思えばいつでもなれる』というマインドにさせてしまう所が、若い人からの人気を得られない理由の1つである事は間違いないと思います。ガッデム。
介護福祉士養成校の入学者数が過去最少に
国家資格の介護福祉士を養成する学校の入学者数が、統計を取り始めて以降、今年度が最少となりました。例の感染症の影響もあるでしょうが、介護福祉士資格を魅力的に感じている若い人が増えていない事は確かです。サスケとイタチの戦いが訳分からないくらい確かです。
ソースはコチラ↓
介護福祉士養成ピンチ、22年度入学者は過去最少…少子化カバーの留学生もコロナ禍で減る : 読売新聞オンライン
若い人に介護の仕事に魅力を感じてもらうためには
若い人に、介護の仕事に魅力を感じてもらうためには、介護業界の中に夢のあるポジションを作るのも1つだと思います。
先日SNSで介護の会社の社長さんが、「介護士として年収1500万円稼げるポストを社内に作る」と発言されたんですが、めちゃくちゃ本質的だと思いました。
業界単位でも会社単位でも良いんですが、目指したくなるポジションを作れば、そこを目指して介護士になる若い人は多くなるんじゃないでしょうか。これはセンスも必要だと思いますが。
GOD介護福祉士 年収2000万円
みたいな求人があったらめちゃ面白いですよね。パチ屋で働く介護福祉士かな?ってなりますよね。(センス無し)
マルチな働き方を推奨する
僕は個人的に、マルチな働き方を推奨します。
職業を聞かれた時に、なんと答えれば良いか分からないような状態の方が今は良いんじゃないかなと思うとります。いくつかの仕事を組み合わせて、自分だけの働き方を作り出すようなイメージです。
今の日本は経済的に良い状況じゃないですし、大企業だから安定とか、公務員だから安定とかって時代では無くなってきてますよね。地盤がプッチンプリンです。国ですら副業を推奨してますからね。
なので仕事を1つしか持たない状態って、何か1つの事象で全てが弾け飛ぶ危険性があるのでリスクなんですよね。今の時代、このリスクが大きくなっています。
こんな時代だからこそ僕は介護をオススメします。今後暫く高需要が確定している介護の仕事を組み合わせの1つとして持っておくのってマジ強いですからね。会社で言うと、多角経営の中に1つ超安定の業種があるって感じです。どう考えても強いですよね。パーティーの中に一人はバランスタイプを入れておきたいのと一緒です。
そう考えると、介護のスキルは夢を叶えるために必要という見方ができますよね。介護一本で考えると微妙でも、マルチで考えると介護は最強です。介護の仕事は、色んな意味で時代を味方に付けていると言えます。僕なんてそのメリットをフルに享受させてもらってます。
という事でまとめると、全員介護士になりましょう。という話でした。
おやすみイタチ。
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