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【認知症】勉強しているのに仕事ができない介護士がしている致命的な勘違いとは

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こんばんは。電線の上を走る忍者が常に見えます。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。 

 

仕事ができないと言っても、『オムツ交換が遅い』とか『入浴介助が危なっかしい』とか、『介護職員の戦闘力が上がるブログを見ていない』とか、色々ありますけど、介護の仕事において最高峰の仕事ができないは、利用者さんからの評判が悪い事で、利用者対応が下手という事ですよね。

 

経験が長く、資格も持っていて、認知症に関する知識も豊富なのに、利用者さんの対応があまりにも下手で、見てられない人って居ます。一方で、介護の仕事を始めたばかりなのに、利用者さんの対応が上手くて安心感のある仕事をする人も居ます。

 

これ何故だと思いますか。

 

という事で今日は、勉強しているのに仕事ができない介護士がしている致命的な勘違いについて書いていきたいと思います。

 

人を作り上げている要素は無数にある

昨日こんなツイートをしました↓

 

人を作り上げている要素って、子供の頃の環境とか、何の仕事をしていたかとか、趣味は何かとか、どんな生活をしてきたかとか、色々ある訳で、認知症もその要素の一つに過ぎません。その人の中に占める割合はせいぜい1割くらいのもんでしょう。肉に振りかけるマキシマムくらいの分量です。

 

なので、認知症に関する知識がコンプリートされていても、人間心理が全く分かっていなかったり、その人を知ろうとする意識が全然無いと、利用者対応は1割しか上手くいかないという事です。

 

逆に、人間心理がよく分かっていて、人をよく見ていて、直ぐに相手の人間性がある程度見抜けてしまうコミュ力の高い人は、知識がなくても9割上手くいくんです。歩くスピーカーが人の秘密を漏らすくらいの確率です。

 

専門的な知識を沢山取り入れると優秀な介護士になれるというのは勘違いで、結局は人間力と言いますか、目の前の利用者さんの立場に立って物事を考えようとする姿勢の人が優秀で、利用者さんにとってありがたい存在の介護士さんです。ヴェルタースオリジナルを貰えるチャンスもあります。

 

だがしかし勉強は必要

『じゃあ勉強しなくて良いの?』と聞かれると、それはNOで、10%は大きいです。1000回トライすると100回の差が出ますからね。長期的に見ると、勉強している人としていない人とでは大きな差が出ます。ウォーレンバフェットと僕の総資産の差のように。

 

人間力も専門性も、どちらも必要なんですよね。利用者さんのフェイスシートにしっかり目を通したり、利用者さんの事を知ろうとしたり、心理的な勉強をしたり、学ぶべき事がとてつもなく多い仕事です。介護に活かせる心理学についてはこのブログでもかなり勉強してもらえるので、またお時間ある時に過去記事を読み漁って見て下さい。

 

勉強はダルいかもしれませんが、自分自身成長できるので損はしません。介護士として優秀になろうとすると、仕事以外の所で役立つ長所が盛りだくさんになるはずです。他の仕事にも役立つスキルも沢山身につくので、頑張っていきましょう。

 

最後に

HSPの人なんかは、天性的に介護の仕事には向いていると思うんですが、諸刃の剣的な側面もありますよね。利用者さんからの人気は絶大になるでしょうが、自分自身がとても疲れそうです。バランスって難しい。

 

という事で、勉強しているのに仕事ができない介護士がしている致命的な勘違いについてでした。教科書よりも人を見ましょう。

 

おやすみバフェット。

 

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