こんばんは。介護福祉士のハレくん（@harekunoku）です。
このブログを見てくれている人の殆どは介護業界の人で、主に現場の介護士さんだと思うんですが、職場の上司の人間性ってどうですか？
おそらく半分くらいの人が、『私の上司は最悪の人間です』と自信マンチキで答えると思います。人を病ませるような人間に限って、職場で役職が付く現象は本当によくありますから。
でもなぜ、人間的に終わっている奴に役職が付くのか不思議じゃないですか。ただ職場の離職率を上げるだけの退職者製造機が役職者って、介護業界的に見ても最悪の状況ですよね。こんなに人材不足なのに。
という事で今日は、人を病ませるような人間に役職が付く理由について解説していきたいと思います。
無神経さが役職の継続に役立ってしまう
僕はよく介護業界の事を、人間関係のスクランブル交差点と表現するんですけど、人間関係がとにかく複雑になりやすいのが介護業界です。
同僚との関係、上司との関係、利用者さんとの関係、利用者さんのご家族との関係、などなど、自分とは違うポジションの人たちと、ある程度深い関係性を持つ事になるので、人間関係で悩む事になる確率は高くなる業界です。
それが役職者になると、人間関係の複雑さは更にUPする事になります。更に上の上司や、他事業所との関係性（これが1番難しい）が追加されるので。これは、すき家で言うところの、並盛と特盛ほどの差です。なぜすき家で言ったのかは自分でも分かりません。
その人間関係の重圧に耐えられない人が役職を持ってしまうと、直ぐにリタイアしてしまう事は目に見えている訳で、役職を持っても辞めずに続けられるのは誰だろうとなった時に、人を病ませるような邪悪な人間の名前があがってくるんです。
なぜかと言うと、そういう人は無神経だからです。人の気持ちを考えない無神経さが、役職を継続する事に限っては役立ってしまうという事です。
悪い時のベジータと一時手を組むみたいな展開がドラゴンボールにあったと思うんですが、そんな感じですよね。いや違う。僕はベジータは好きなんです。一緒にしないで頂きたい。
繊細な人が役職を持つとどうなるか
じゃあ無神経な人とは真逆の、人の気持ちをいつも考えて行動する繊細な人が役職者になるとどうなるかって、高い確率でシンドくなります。病みますね。
世の中優しくて繊細な人には厳しいので、何をやっても多方面から文句を言われます。利用者さん側に寄り過ぎると職場の人に詰められ、職場の人側に寄り過ぎると利用者さんやご家族に詰められ、何かミスがあると上から詰められ、詰められ放題です。
そんな状況、些細な人に何年も耐えられる訳がありません。地獄でしょう。
つまり、無神経だと継続はできるが職場の離職率を上げてしまい、繊細だと本人が苦しくなってしまうと。どちらも役職向きではないという話になってきました。
じゃあ誰が向いとんねん！と怒られそうなんですが、結論、無神経さと繊細さの両方を持っている人じゃないと、上手くやっていけないと思います。無神経さも繊細さも、どっちも要ります。僕の周りで上手くやってる人は皆そんな感じです。
無神経と繊細の両立
無神経さと繊細さの両面を持っている人は、ある程度図太くて、人間関係とかあまり気にしないんですが、人の気持ちはよく分かるタイプです。人生経験の豊富さが必要なのかもしれません。
『この人、自分に対して何か思ってる事があるな』という事に気づくので、ゴチャゴチャなる前の段階で、ちゃんと話をして、相手を納得させてます。部下の人の心のモヤモヤを極力早めに消化させてあげています。勿論これは自分のためでもありますが。
人の話をよく聞くマメさがあって、ある程度気の強い人が、介護施設や介護事業所で役職を持って上手くやっていけるタイプですね。僕が働いていた小多機の上司がそんな感じで、今もかなり上手くやっています。
無神経に、繊細に
何かのキャッチコピーみたいですが、この両面性が必要だと思います。
まとめ
今日の内容をまとめると、最近よく撃墜されてる気球を飛ばしたのは僕ではありません。
終わりです。おやすみベジータ。
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