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【介護施設】相談員の苦悩を聞いてきたので共有します

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こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。

 

先日、とある顔色の悪い相談員の方と話す機会がありまして、「仕事どうですか?」みたいな話を振ってみた所、「もう辞めるっスよ」と、コチラの予想通りの、サービス精神旺盛な回答を秒で返して頂く事ができました。

 

相談員というポジションが相当キツい事は僕も知っているので、「まぁ相談員は大変ですよね」と、定番の極み乙女な返事をして、その後も仕事の話を続けました。

 

相談員は大変だ

とにかく、多方面からボロカスに言われるそうです(知ってた)。

 

上司にボロカス言われ、その上司に言われた事をやると現場の介護主任や介護士さんたちにボロカス言われ、現場の人に言われた事をやると上司にボロカス言われ、時には利用者のご家族に怒られる事もあると。

 

そんな、サンドバッグのような現状を、アイコスを吸いながら遠い目で話してくれました。

 

その人は男性で、そんなに気が弱いタイプでも無さそうですし、性格も良さそうで、ハキハキしていて普通に仕事出来そうな方なんですが、仕事のストレスでヤサグレておりました。漫画のようなヤサグレ方をしておられました。

 

職場が悪いってのが第一なんでしょうけど、相談員という職業は、ポジションが職場の中央に位置していて、完全に包囲されている状態のため、様々なポジションの人たちと日々やり取りをしなければならず、それがめちゃくちゃ大変なんです。僕も似たようなポジションで仕事をしていた事があるのでよく分かります。

 

「38度の風呂に入りたい!」という人と、「42度の風呂に入りたい!」という人の間に挟まれた時に、両者に40度で納得してもらうのがどれだけ大変かという事ですよね。

 

できれば明日から相談員さんにも優しくしてあげて、どうぞ。

 

人は連帯責任に弱い

このブログでも何度か話した事があるんですが、僕が1番初めに働いた職場が、介護業界で言う所の相談員的なポジションでした。間に挟まれまくる感じです。ハンバーガーでいう所のピクルスみたいなポジションでした。

 

途中から、『この会社も親会社も子会社も、全部潰れて良い』というスタンスで働き出した結果、ストレスはさほど溜まらなかったので、そんな状況の具体的な攻略方法について少し話します。

 

僕が働いていた職場は、コチラがどれだけ低姿勢で仕事の話をしても、自分が大変になるような内容だとカッとなる人が多く、大きな声で怒鳴りつけてくるような人が沢山いました。文句しか言わないような子供おじさんが蟻のように居たんです。

 

コチラとしても仕事如きで病む訳にもいかないので、ある時から、ケンカ腰で来られたら、その人のいる部署自体が忙しくなるように調整するようにしました(性格の悪さがアウトレイジ)。

 

これどういう効果があるかと言いますと、僕を怒鳴りつけた事が災いして、自分が忙しくなるどころか、同じ部署で働いている同僚も忙しくなるんです。連帯責任にしてやる大作戦です。これがめっちゃ効く。

 

すると中には、僕に文句を言ってきた人に対して怒る人も出てくるので、誰も僕に対してうかつに文句が言えなくなります。連帯責任にされるからです。人は、連帯責任になると弱くなる性質を持っています。

 

こんな事を言うと僕の性格が悪く映るかもしれませんが、毎日のように多方面から色々言われると、良い人で居る事は不可能です。

 

職場が悪い

今日の話に出てきた相談員さんにしても、僕が初めて働いた職場にしても、結論、職場が悪いです。

 

病むか、戦うかみたいな選択肢しか用意してもらえない状況は辛いですよ。一見楽そうに見える仕事も多分楽ではないので、相手のストレスに注目する事は意識するようにしましょう。僕もそうしてます。

 

以上です。

 

おやすみ相談員さん。明るい気持ちで頑張れる職場に出会えると良いすね。

 

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