こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。 。
NHK言い過ぎ問題
先日、NHKで放送された(?)番組の内容が、医療・介護・障害福業界の間で波紋を呼んでおります。その内容を要約した文章が、NHKハートネットのTwitterアカウントより投稿されていました↓
— ハレくん (@harekunoku) 2023年4月22日
これは完全に言い過ぎですね。何やら文面からエレンが感じとれます。男性介護士を1匹残らず駆逐するつもりかもしれません。
介護福祉や医療関係の人を完全にオーバーキルしにかかってきておりますが、異性のご利用者の介助をした事が無い介護士なんてこの乱世には居ないと思うので、ナイーブな人はこの投稿を見て落ち込んでしまったかもしれませんね。
批判集まる
この投稿には沢山コメントが寄せられていて、その殆どが批判的なものでした。(そりゃそう)
『女性スタッフだけの事業所と契約すれば良いだけじゃないか』『働いている人に対して失礼』『男性介護士は不要と言いたいのか?』『通報しました』等の意見で溢れており、炎上しています。万華鏡写輪眼、天照(あまてらす)のような燃え方をしているので、鎮火はもうムリかもしれません。
文面に問題アリ
僕も男で介護士ですが、これを見て最初に思った事が、『じゃあお前ら受信料取るのやめろよ』でした。NHKが受信料を取らないとやっていけないように、異性介護が性犯罪なんて言ってると、日本はやっていけないんです。撃って良いのは撃たれる覚悟のある奴だけなんです。
真面目な話、異性から入浴介助や排泄介助を受けている時、性犯罪被害に遭っているような感覚になる人も確かにいるかもしれません。物事の感じ方は人それぞれなので、そう感じてしまう人が居るのは仕方ありませんし、その意見を否定しようとは一切思いません。
問題なのは、『女性障害者が男性から入浴や排泄介助を受けることは』と、あたかも女性全員の意見のように言っている所です。
一部の意見なのに、『女性障害者が』と全体の意見のように言ってしまうと、世の女性障害者や介護サービスのご利用者がエラい迷惑します。自分の正義を押し通して周りに迷惑かけまくるのは勘弁してくれよと言いたくなりました。
男性が女性の介助をするのがダメと言うなら、女性が男性の介助をするのもダメって事になる訳ですが、異性介護は性犯罪と同等というイメージを世間に持たせて誰が得するんですか。という話です。
介護難民が鬼のように増加し、家族の介護で働けなくなる人がNHK受信料の如く発生し、地は裂け、海は枯れ、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。だが、人類は死滅していなかったー!(世紀末になるだけです)
『性犯罪被害に遭っている感覚になる人もいる』という文章であれば問題ありませんでしたが、今回のは完全に失言で、筋も通らない主張なので批判が集まるのは当たり前です。
同性介護100%を実現する方法
性犯罪とかナイフでズタズタとかは言い過ぎとして、排泄や入浴の介助に関しては同性の人にお願いしたいと考えるのは自然ではあります。
デリケートな事やプライバシー度の高い事は同性の人の方が言いやすいですからね。
でも現実問題、同性介護100%にしようと思った所で、シンプルにシフトが回りません。介護業界なんかは女性介護士の割合の方が圧倒的に高いので、女性介護士が男性利用者の介助を100%避けて通る事なんて出来ません。
介護業界で同性介護100%を実現するなら、介護業界を女性限定の業界と男性限定の業界に完全二分割するしかありません。(テキトーな事言ってますけど割合的に無理では無さそうな気がしてきた)
結論
結論、性犯罪者扱いすな。
以上です。おやすみエレン。
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