こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
虐待は最低です。介護職員が利用者を虐待したというニュースが最近よく流れてますが、庇いようがありません。
でも、虐待する人間の心理が全く想像できない訳ではありません。
限界までストレスを溜めていたのか、日々利用者からの暴言や暴力に耐えていたのか、顔にツバを吐かれて瞬間的にカッとしたのか、などなど、理解はできませんが色々と想像できる事はあります。
しかし中には、想像すらできない、同じ人間とは思えない脳みそを持っている人間もいます。
想像不可脳
先日こんなニュースを見つけました↓
洗濯機で3歳女児回した疑い 母親の交際相手逮捕、茨城(共同通信) - Yahoo!ニュース
3歳の女の子を洗濯機で回したというニュースです(命に別条ナシ)。
こんなのって理解するのも想像するのも不可能じゃないですか。アンガーマネジメントや人の尊厳について勉強した所で無意味な人間です。
残虐な人間の脳はどうなっているのか
こういった残虐な人間の脳みそがどうなっているのかという事を調べてきたので共有していきます。
介護施設で起こった虐待のニュースを見ていても、殺人、もしくは相手が死んでもおかしくない内容のものがありますが、そのレベルになると、介護の仕事がどうこうでアンガーマネジメントがどうこうの話ではありません。
どこで何をしていても犯罪を犯しているタイプで、僕たちの理解や想像は届きません。そもそもの脳が違うんです。
犯罪者の脳の研究
シカゴ大学の研究で、808名の犯罪者を以下の3グループに分けて、それぞれ脳の違いを分析したデータがあります。
①殺人を犯した犯罪者203名
②暴力事件を起こした犯罪者475名
③軽犯罪者130名
そこで分かった事として、②と③のグループの人たちの脳に変化はほぼ無かったそうです。
①の、殺人を犯した犯罪者の脳だけ明らかな違いがあったとの事でした。
違いとは、脳の灰白質が全体的に減少していた事と、 脳の前頭前野の機能が低下していた事です。
そうなると、感情を処理したり行動を制御する脳の機能が上手く働かず、攻撃的な感情が芽生えやすくなり、問題解決スキルも低下するそうです。
そもそもの脳に違いがあるという事なので、「なぜそんな事を…」と考えるのは無意味なんです。
残虐な虐待を犯した人間の心理を考えるのは、宇宙の外側について考えるようなもので、答えは出ません。人間が想像できる限界の範疇を越えているんです。
最後に
何が言いたいかと言うと、介護業界で起こる殺人などの虐待は、労働環境等の環境はあまり関係ないのではないかという事です。
虐待について、介護職員の待遇や労働環境の問題に繋げる人がいますけど、殺人までいくと原因は犯人にあるだろと。
なんでもかんでも環境や待遇のせいにしていると、その内なんでもアリの世界になりますよという話でした。世紀末。
以上です。おやすみシカゴ大学。
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