こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
東京の家電メーカーが今春、 介護用洗身用具を開発したというニュースが先日流れてきました。
入浴の概念が覆るかもしれない介護用洗身用具、その名も「switleBODY(スイトル ボディ)」
ソースはコチラ↓
施設でも、在宅介護でも…現役介護士がすすめる「入浴介助の負担」を大幅に減らす「画期的なアイテム」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
見た目はこんな感じです↓
※株式会社シリウス公式サイトより
介護用洗身用具 switle BODY【公式】株式会社シリウス
使用方法の動画がYouTubeに公開されていたのでリンク貼っておきます↓
switle BODY(スイトルボディ)の使い方 - YouTube
施設でも在宅でも活用できる
これは良いですね。施設でも在宅でも活用できます。『寝たままシャワーが浴びられる』というコンセプトで、介護士も利用者もご家族としても、負担が軽減する活気的なマシーンです。
価格は184,800円(税込)で、3,300円(税込)の専用ボディーソープが別売りになってる形でした。
想像していたよりはだいぶ安かったです。シャワー浴槽が500万くらいなので、18万は安く感じますよね。
どれくらい安いのか分かりやすく表現すると、チロルチョコ8695個分です。これは買いだわ。
受け入れよう
ただ、こういうのが出ると必ずと言って良いほど、
「お風呂でシャワーを浴びてもらうべきだ!その方が利用者さんも気持ち良いし、楽をするべきではない!」
みたいな意見が出てきます。 利用者さんが苦しいと言っているのに食事の全量摂取に拘るタイプの人間です。静かにして下さい。
「自分が利用者さんをお風呂に入れたい」という欲求を満たしたいのも分かるんですが、利用者さんだって、「頼むから今日はスイトルボディでやってくれ…風呂まで行くのしんどい…」って日もありますから。
そこを理解してあげて下さい。自宅で介護しているご家族の方だって大変ですし、人材不足の中、介護業界を回している現場の介護士だって実際大変なんです。
こういうのはドゥンドゥン受け入れていきましょう。
現場の効率が飛躍的に上がる
入浴介助って、入浴介助の最中よりも、その前後の方が大変だったりしませんか?(真夏を除いて)
居室から脱衣所まで行く移動介助だったり、脱衣所でのやりにくい更衣介助だったり、椅子への移乗介助だったり。浴室は滑りやすいので事故も起こりやすいです。
スイトルボディのような用具を使用する事で、そういった負担も軽減されるので、現場の効率は飛躍的に上昇すると思います。
これは期待ですね。価格的に考えても今後バンバン導入されていくと思いますのでお楽しみに〜。
最後に
介護業界を変えるのはテクノロジーなんだろうなと思うんですけど、場合によっては無くなる介護サービスもあるかもしれません。
オムツ交換が無くなるとか、入浴介助が無くなるとか、全然あり得ます。
これから目まぐるしい変化が起こりそうな介護業界ですが、軟体動物のように柔軟に対応していきましょう。
おやすみスイトルボディ!
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