介護職員の戦闘力が上がるブログ

訪問者数70万人 PV数400万PV

【広告】

【介護費11.4兆円】要介護認定者694万人のヤバさについて解説

f:id:hareoku:20240902193403p:image

こんばんは。介護福祉士のハレくんです。

本題に入る前にちょっと聞いて欲しい事があります。

このブログに紐付ける形でTwitterアカウントをずーっと活用していたんですけど、イーロン様がやって来て以降、ブログとTwitterとの相性がすこぶる悪くなりました。

ブログの媒体としての強さは更に増した感じがありますが、とにかくTwitterとの相性が悪い。

ブログ記事のリンクを貼り付けた投稿は皆さんのタイムラインに表示されにくくなる等、Twitterが『私だけを愛してアルゴリズム』を採用しています。ユーザーを外部に流したくないんですね。ドメンヘラが。

しかし人は繋ぎ止めようとするほど離れていくものであり、放し飼いにするほど離れていかない習性があります(なんの話だったっけ)。

そんな感じでTwitterの将来性を心配した僕はLINEのオープンチャットを作りました。

既に150名を超える人類が集まっていて、良い雰囲気です(誰でも参加可能)。

旧Twitterのような感覚で使ってもらえればと思います。治安が悪くなったらチャットルームごと消滅させるという魔人ブウみたいな事をやりますが良ければお越しください。リンク貼っときます↓

LINE OPENCHAT

前置き長過ぎ問題が発生してしまいましたが本題にいきましょう。

要支援・要介護認定者数694万人

8月30日に厚労省があるデータを公表しました。

昨年3月末時点で、要支援・要介護認定者数が694万人で過去最多を更新!というデータです。

ソース↓

令和4年度 介護保険事業状況報告(年報) | 厚生労働省

この数字を見ただけではピンときませんよね。694万人がどのくらいヤバいのか、イマイチ分からないと思いますが、この記事を読む事でそのヤバさの解像度が上がります。

「お、終わりだ…」ってなると思います。

全中学生の2倍以上

全国の中学校の全生徒数が約320万人だそうなので、694万人はその倍以上です。

つまり、全中学生の2倍以上の人口に介護が必要な状況なんです(はいヤバい)。

中学生30人のクラスで授業をする先生って何人ですか?1人ですよね。

介護施設の人員配置基準はどうでしょう。3対1ですよねぇ!(うるさい)

30対1で授業を行う中学校教員が人手不足で大変な状況なのに、3対1で介護の必要な方が694万人もいるって、ダイジョウブ?(ボビーオロゴン)

数字の部分、厳密には違いますけどイメージ的にはこんな感じです。皆さん薄々気づいてると思うんですけど、大丈夫じゃないですよね。ヤバいんです。

国が介護事業所の大規模化を急ぐのも無理ありません。(タイムリミットは近い)

不安要素

大規模化効率化が必要なのは仕方ない事ですが、不安なのが介護の専門性が無くなっていく事です。

利用者さんのQOL完全無視で、ただ利用者さんを生かすだけの生かし屋にはなりたくないなと思いました。

介護が必要な状態になるとQOLは下がるものですけど、その下がり幅をいかに小さく抑えるかが介護の専門性であって、「QOLなんて言ってられないよ!そんな余裕ないよ!」って雰囲気になると、利用者さんのQOLも介護士のQOLも間違いなく下がるでしょう。

それが一番の不安要素だと思います。

という事で以上、要介護認定者694万人のヤバさについてと、介護業界の将来の不安要素についてでした。

頑張ろう介護予防。おやすみオロゴン。