こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
こういう記事、これまで何度も書いてきましたが、世の中の価値観がアップデートされると内容や回答も変わってくるので、最新版としてお届けしていきます。レンタル一泊2日です。
介護士に向いている性格について、職場がどうとか人間関係がどうとかって要素は置いといて、純粋に介護業務が向いている性格について解説していきます。
では行こう!
向いているかどうかは自分にしか分からない
「アナタは介護士に向いてるよ!」とか「アナタは介護士に向いてないよ!」みたいに言われた事のある人は多いと思うんですが、その手の意見を真に受けてはいけません。
なぜなら、その人はそこまで考えて言ってないからです。また、言う人のポジションによっても意見は変わります。
深く考察して「アナタは介護士に向いている!」なんて言ってくれるイキナリ占い師みたいな人は存在しませんし、誰目線かによって向いている向いていないは変わりますからね。
つまり、自分が介護士に向いているかどうかは、自分で考えないと導き出せない答えなんです。
介護の仕事ってどんな仕事?
その答えを導き出すためには、介護の仕事がどういうものかを知る必要があります(再確認)。
介護の仕事がどんな仕事か、パッと思いつく事をいくつか挙げてみるので、自分の性格と照らし合わせてみて下さい↓
①ミスが人の命に関わる
②明確な終わりが無い
③個人プレーではなくチームプレー
④よく感謝される
⑤排泄の介助がある
⑥専門職のため学ぶ事や資格が色々ある
⑦仕事としての需要があって安定的
⑧気づきや優しさが必要
⑨身体の介護だけでなく家事的な援助もある
⑩大きく稼げる仕事ではない
こんな感じですかね。利用者さん視点と本人視点の両方で考えました。
介護士に向いている性格は?
上で挙げた10個の仕事特性を考えると、介護士に向いている性格はこんな感じになります↓
①どちらかと言えば几帳面(雑じゃない)
②気持ちの切り替えが上手い
③協調性がある
④自分の仕事が誰かのためになっている事を実感したい
⑤重度の潔癖症ではない
⑥学習意欲、向上心がある
⑦仕事でキツいノルマを抱えたくない
⑧すぐ感情的にならない
⑨当たり前の事が当たり前にできる
⑩本業に一撃の稼ぎは求めていない
※向いていない人はこれの逆
僕の主観も少し入っているかもしれませんが、概ね間違っていないはずですし、診断としてそこそこの精度があると思います。
全部当てはまる人は中々いないと思いますが、殆ど当てはまらないとなると流石に向いてないような気がします。
ユーザー視点と提供者視点の両方で考える
自分の性格がなんの仕事に向いているかって、ユーザー視点で語られる事が多いんですけど、ユーザー的な視点で向いているからといって、それに自分の性格が適合するとは限りません。
例えば、「あなたは優しいから介護士に向いているよ」というのはユーザー視点の感想ですが、優し過ぎると潰れてしまう場合もあるので、提供者視点(自分視点)で考える事も大切なんです。
最後に
仕事は性格的に向いているものを選んだ方が良いですね。
向いている仕事を人並み以上に頑張るのが、幸福度と収入のバランスが最も良い働き方。だと思ってます。
という事で以上、介護士に向いている性格についてでした。おやすみイキナリ占い師。