こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
朗報
久しぶりに朗報です。朗報レベル2ですけど、この朗報は後で化けるかもしれません。
「在宅系介護サービスの人材不足がヤバい!」という事で、「訪問介護や通所介護等の在宅サービスの充実を図る」と政府がハッキリと言い切りました。焦っているようです。
ソース↓
訪問介護の充実を明記 政府、高齢社会対策大綱を閣議決定 介護職の処遇改善も | 介護ニュースJoint
介護事業所の倒産件数が過去最多を更新し続けていて、大規模化とか言ってる場合じゃなくなってきたのかもしれません。ヘルパーの有効求人倍率14.14倍ですからね(いよいよ)。
地域的には既に介護崩済です。介護以外の仕事を探し始めた介護職の方や、余裕はあるけど撤退する事を決めた介護事業者も増えた気がします。
例えばですが、今介護報酬が2%程度下がると、当然ながら倒産件数は更に増えます。物凄く増えると思います。たったの2%なのに。
実際は報酬が2%下がったからといって潰れる所まではいかない事業者も多いです。頑張って続けようと思えば続けられるのに倒産するんです。
その理由は、多くの事業者が損切りをしているからです。「ここらで辞めとくか」という判断です。介護事業にそこまで本気じゃない事業者は簡単に辞めます。
国は生かさず殺さずの采配をしているつもりなんだと思いますが、生かさず殺さずではダメなんです。損切りは復活が可能なラインでしなければいけないので、生きるか死ぬかみたいな所までは待つアホいません。
大規模化がトレンドなので事業所の数を減らしたい思惑はあったはずなんですが、「小規模な事業者への支援が必要」なんて事もまた言い出しているので、何がしたいのか不明です。
信じて良いのか
「訪問介護や通所介護を充実させる」というのは、高齢社会対策大綱という閣議決定された施策の中で明記されているので割と信頼度は高めです。
閣議決定って婚約指輪みたいな感じですからね。これからポツポツ良いニュースが出てくるんじゃないかなと思ってます。インパクトあるのが欲しいですよね。
介護士が身につけるべき知識
話変わると見せかけて話変わらないんですけど、介護技術的な事以外で介護士が身につけるべき知識NO1は、転職に役立つ知識です。
良い職場を見つける方法とか、面接対策とか、給料良い介護事業所の特徴とか、そういった転職に役立つ情報を浴びるように受け取ることを強くオススメします。
介護は何処で働くかが全てですからね。どんだけ良いニュースが出てきても、事業所によっては無意味です。
経営陣が本気の介護事業所を選びましょう。
おやすみ財務省。