こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/ercwm9O)です。
我々は笑いのセンスを芸人レベルにまで到達させる事はできませんが、ユーモアを意識するのは大切です。人と接する上でユーモアほど便利なものはありません。
という事で今日は、『ユーモアがどう便利なのか』『なぜユーモアを意識するのが大切なのか』という事について書いていきます。介護の仕事にも役立つ内容になると思います。
話を聞いてもらいやすくなる
例えば、何かやりたい事があって、周りの人の協力が必要だったり、周りの人を説得する必要があるなんて場合、兎にも角にもまずは話を聞いてもらう必要がありますよね。
誰にも話を聞いてもらえず、誰にも相手にされない状態では何も始まりません。
SNSを眺めているとよく分かると思うんですが、人に話を聞いてもらうために尖った発言をしたり、わざと敵が増えるような発信をする人が沢山います。
それも自分の話を沢山の人に聞いてもらうために有効な手段ではありますが、一定数の人には普通に嫌われるし、攻撃される対象にもなってしまいます。
多少敵ができてしまうのは仕方ない事ですが、味方が多い方が良いし、好かれてる割合が高い方がノンストレスに物事を進めていけるんですよね。
そこで便利なのがユーモアになってきます。
『こいつの言う事は尖ってるから話を聞いてしまう』という話の聞かせ方より、『コイツちょっと面白いから話聞いてやろう』って思ってもらえた方が得ですよね。
争いも生まれませんし、嫌われる割合も圧倒的に少なくなります。ユーモアを意識するとデメリット無く自分の話を聞いてもらいやすくなるんです。
職場で役職が付いた場合なんかでも、威圧感を出して言う事を聞かせるより、面白い(楽しい)上司として人望を厚くしていった方が上手くいきやすいと僕は思うんですよね。
認知症ケアにもユーモアは有効
認知症で理解力と判断力の低下が著しく、言葉の意味の理解が難しい方は、言葉よりも雰囲気で感じとるので、ユーモアを持って接する事で周辺症状が明らかに出にくくなります。
楽しい雰囲気の演出は、安心感になり気分の安定に繋がるからです。
これは利用者さんのためだけじゃなく、介護士側にとっても良い事ですよね。周辺症状の対応って大変ですから。大変な対応の回避にも繋がるという事で、ユーモアは最強のツールです。割とマジで。
最後に
芸人さんみたいに面白い事は言えなくても、楽しい雰囲気が大切なんですよね。嫌な出来事も自虐ネタにしながら、皆でヘラヘラ生きていきましょう。
という事でまた次回。おやすみサンドウィッチマン(好き)。