介護職員の戦闘力が上がるブログ

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全産業平均との格差8.3万円!給与を引き上げないと介護職員は増えない

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こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/p55HyXV)です。

 

先日訪問の途中で、『小学生の頃に僕が秘密基地としていた場所が今どうなっているか見に行ってみよう』という単独企画が始まりました。

 

秘密基地とは橋の下のスペースなんですが、見に行ってみるとソファーが置いてありました。土地をフル活用している人がいるようで、安心いたしました。

 

本題にいきましょう。

 

全産業との給与格差広がる

これ最新のニュースなんですが、介護職員の平均給与と全産業平均の給与格差が拡大してしまいました。

 

その差なんと月収にして8万3千円です(流石に大きい)。

 

ソース↓

介護職員の給与、全産業平均との格差が更に拡大 昨年は月8.3万円 賃上げ求める声相次ぐ | 介護ニュースJoint

 

ここ10年くらいで他産業との給与格差は縮まってきていて、昨年は6万9千円差まできていたんですが、今年一気に1万4千円も開いてしまいました。3歩進んで2歩下がってしまった感じです(水前寺清子方式)。

 

データで見るとこんな感じ↓

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他産業がドーンと伸びてますね。令和5年〜令和6年にかけて、介護業界の平均給与は3千円しかUPしていませんが、他産業は1万7千円もUPしています。

 

月収8万3千円の差なので、年収にして約100万円の差になってしまいました。実にチロルチョコ4万個分の差です。

 

これを受けて医師会の理事や全国法人福祉施設協議会の副会長は、「事業者単独での対応には限界がある、もう崖っぷち」とコメント。人材確保のためには介護報酬を上げるしかないという事を言っています。正論!

 

本当に崖っぷち

今回結構マジで崖っぷちな気がしてまして、というのも介護業界、仕事を仕事と割り切る人が昔に比べると明らかに増えていると思いませんか。

 

昔は『介護の仕事にお金を求めてはいけない』みたいな風習が強く、介護の仕事は仕事とボランティア間みたいな価値観の人も多かったと思うんですけど、最近全くそんな事ありませんよね。

 

むしろそんな方針の事業所は生き残れない時代で、今は介護士たちの待遇をどれだけ向上させられるかが勝負になってます。

 

つまり介護業界で働く人たちも数字にシビアになっているので、給与格差が広がるほど他業界への人材流出が加速度的に増えると思うんですよね〜。怖いな〜怖いな〜。

 

結論

結論、思い切って介護報酬上げないとかなりキツいと思います。一回流出した人材を引き戻すのは、人材流出を防ぐよりもコストがかかるし難しいですからね。

 

思い切って報酬上げて、業界からの離脱率を上げない事を徹底したした方が良さそうです。

 

という事で誰か、チロルチョコ4万個奢って下さい。おやすみ清子。