こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/33KWDKt)です。
最近ブログの更新頻度が落ちていて申し訳ないです!個別でやりとりする機会が増えていて、ブログの更新頻度が落ちてしまっています。切腹しときますね。
最近見たSNSの投稿で、こんな内容のものがありました↓
「球遊びしてるだけの大谷翔平が年間100億円も貰って、世の中にとって絶対に必要な仕事をしている人が低賃金で働いているのはオカシイ」
これ見てどう思います??
僕は、「別にオカシクはないけど、そう思いたい気持ちは分かる」って思いました。介護にしてもそうですけど、絶対に必要な仕事って基本儲からない部類に入りますもんね。
この現状に対して、ただ漠然と『オカシイ』と考える人がいて、構造的な部分を考慮していない人も多いみたいなので、今日は、絶対に必要な仕事ほど儲からない理由について書いていきたいと思います。
逆に儲かる仕事ってどんな仕事?
逆に儲かる仕事ってどんな仕事なのかと考えてみると、例えば、プロ野球選手やテレビ通販なんかがあります。(一握りだけど)
プロ野球選手が試合している時間、ビジネスの対象となっているのは、チケットを買ってくれた観客席の人や、テレビやスマホの前の人ですよね。一人でとんでもない人数を相手にビジネスやってる訳です。
ジャパネットタカタみたいなテレビ通販も同じで、 喋ってるのはせいぜい3人程度なのに、テレビを見ている数十万〜数百万人がビジネスの対象になります。もはやテコの原理。
介護や農家はどうか
一方介護はどうでしょうか。たった1人の利用者さんを入浴介助するのに何分かかりますか。お米や野菜を作る農家さんはどうでしょう。作物を作るのにどれくらいの期間と労力がかかりますか。
そうなんです。生きる上で絶対に必要な仕事って、とてつもなく要領が悪くなるんです。効率化ができない。テレビ通販の業界が自動車だとしたら、介護業界はケリンチョ(キックボード)です。お金の稼ぎやすさにそれくらいの差があります。これが儲からない根本的な理由です。
介護報酬を引き上げる必要性
稼ぐ上での要領が鬼のように悪くなってしまい、技術発展の恩恵も受けづらい介護業界が、人材難を乗り切るためには国がサポートするしかないですよね。介護報酬を引き上げるしかありません。(聞くのだ財務省)
保育や農家も同じで、国にとって絶対に必要な仕事なのに、それが異常に儲からない構造になっているなら、国がサポートする以外存続の方法はありませんよね。
介護報酬だけに頼らない事は大事ですけど、構造的には国の力強いプッシュが必要なのが実際のところです。
最後に
介護の仕事が儲かりにくいのは、国のせいというよりは、構造のせいです。だから国の力が必要なんですよね。
という事で、財務省さんは寝てて、どうぞ。おやすみなさい。