こんばんは。介護福祉士のハレくん death!(https://lin.ee/vwSooo8)
現在、予想通りの緊急事態が発生しています。
介護職が他産業に流出しまくっているという最新のデータが出ておりました。ソース置いときます↓
https://www.roken.or.jp/wp/wp-content/uploads/2025/05/jyokyocyosakekka.pdf
状況は結構深刻で、 医療・介護・福祉以外の他産業へ転職した介護職員が、前々年比で正社員148%、パート166%、勤続10年以上の正社員172%、という激増ぶりです。ヤバい。
これには老健協会の会長も、「このままでは介護現場はもたない」と発言されており、同時に賃上げについても訴えてました。輪廻転生かと思うくらい同じ発言が至る所で繰り返されています。
流出の理由は
今年度の賃上げ率の平均ですが、介護職2.15%に対し、全産業平均は5.37%でした。他の業界の賃金がグングングルトのように上がっているんですが、これが流出の主な原因であれば相当マズイです。僕がずっと警告していた事でもあります。
基本的にその人たちは介護業界にはもう戻らないと考えて良いでしょう。東方神起の曲の歌詞のように。
なぜ戻らないのか
その理由ですなんですが、毎月ほぼ決まった収入のサラリーを得ている人たちは、その収入で生活を組み立てるからです。
収入を下げるという事は、毎日の楽しみのビールを止めるであったり、子供の習い事を減らすであったり、食費を減らすという話になり、生活水準を下げる事になりますよね。
これ無理なんです。一度上げた生活水準は基本的に下げられません。家族持ちだと特に難しいです。生活を組み立て直すって大変ですからね。大幅賃上げに成功した転職者はよほどの事がない限りその職場で長く勤めます。
人材流出をを止めるためには他産業に合わせて介護報酬も引き上げる必要がありますよね。当たり前ですけど。
他産業に行く必要があるか
介護職員の戦闘力が上がるブログの運営者としては、できれば介護業界内の転職に留めてほしいという気持ちがあります。
介護事業所って法人によってはスゲー給与の低いところがあるじゃないですか。特に小規模事業者。良い所と悪い所の差が激しいんですよね。同じ地域で同じ条件で年収にして50万〜100万くらい変わる事も余裕であります。
年収を上げようとする考えはすごく正しいんですが、それは業界内でも可能かもしれないという事は忘れないで頂きたいです。
他の業界行く前に、僕がコラボしている介護業界特化の転職エージェントさんに一回相談してみて下さい。相談したとて利用を強制したりしないし、どっかのエージェントみたいに鬼電したりしてきません。
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人材流出を止めるためには介護報酬を引き上げるしかない
バケツに穴が空いたように人材が流出していますが、流出を食い止めるには介護報酬の引き上げしかないですよね。介護報酬以外の収入源を作れと言っても直ぐには無理。反復横跳び中にお散歩しろと言われているようなもんです。
SNSでも言いまくった方がいいかもしれませんね。最近のSNSのパワーは目を見張るものがあります。(良くも悪くも)
という事で、介護報酬7倍でよろしくお願いいたします。という話でした。おやすみ大和田常務。