こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/tX74RWL)です。
「コンサルやスポーツ選手などの、世の中にとって必ずしも必要のない仕事が稼げて、絶対に必要な仕事が稼げないのはオカシイ」と怒っている方を時折見かけます。ルパンの上着くらい顔を赤くして怒っています。
以前のブログ記事で、『絶対に必要な仕事は構造的に稼げない』という話をしたんですが、僕はある事に気づいてしまいました。
『絶対に必要な仕事が稼げなくて、そうでもない仕事が稼げるのはオカシイ』という主張にはある矛盾があります。
この記事では、その矛盾について書いていきますので、読んでいって、どうぞ。
仕事とは金なり
『〇〇が稼げて□□が稼げないのはオカシイ』という主張って、お金を稼ぎたいと思っている人がする主張ですよね。 金のために仕事してる人から発せられる言葉です。
『金なんかどーでも良い。自分がやりたい仕事をやる』という価値観の人からは、基本的には出てこない言葉です。(出てくる場合もあるでしょうけど)
という事はですよ、『金のために仕事をするなら、稼げる仕事をしたらええやん』という話になりますよね。
お金を稼ぎたいと思っていて、お金のために仕事をしている人が、稼げないとされる仕事に就いてる状況、おかしくないですか。
金のために仕事してる人は、今以上の能力があれば、より稼げる仕事に就いているはずです。
それができない人が、「〇〇の仕事が稼げるのはオカシイ!」と主張するのっておかしいですよね。オカシイという主張がオカシイという事になるので、矛盾してますよね。
自分ができないからオカシイと批判しているだけという結論になってしまいます。
この事から分かること
この事から分かる事として、自分ができない事をしている人を攻撃する習性が人にはあるのではないかと思うんです。
『職場のお局に意地悪されてます…』と僕に相談してきた人たち、今思えば皆さん感じの良い素敵な人ばかりでした。
つまり何が言いたいかと言うと、別に悪い事をした訳でもないのに攻撃されている人は優れている可能性が高いという事です。批判されるのも悪くないのかもしれません。
まとめ
『絶対に必要な仕事の報酬が低いのはオカシイ!』というだけの主張はその通りだと思うんですが、『〇〇の仕事の報酬が高いのはオカシイ!』という主張が入ってくると、 それは多分、自分ができない事をしている人を攻撃したいだけです。
以上、ニンゲンの深層心理的な話でした。おやすみコンサル。