介護職員の戦闘力が上がるブログ

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総理大臣「介護職の賃金を引き上げるよ」

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こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/IZsCjGb)です。

 

6月6日の話なので速報なんですが、『 新しい資本主義実現会議』という名の、ちょっと何言ってるか分からない会議の中で、石破首相が、「医療・介護・福祉などの公定価格の引き上げに取り組む」と明言していました。(はい拍手)

 

また、同日に行われた『経済財政諮問会議』という意味ワカメな会議でも、 「医療・介護・障害福祉など公定価格分野の賃上げ」が明記され、どちらも年末に結論が出る見込みです。介護職の賃上げが目的です。(はい裏拍手)

 

ややこしい話ですがソース貼っときますね↓

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai35/shiryou1.pdf

 

第7回会議資料:会議結果 令和7年 : 経済財政政策 - 内閣府

 

いつ賃上げされるのか

これが気になるところだと思うんですが、介護報酬の改定は3年に1回なので、次の改定は本来2027年度です。

 

ですが、期中改定といって、2026年(来年)の4月に介護報酬が改定される事になっています。介護人材が他産業に流れすぎてて、2027年まで待ってられないからですね。

 

なので、賃上げされるタイミングとしては、2026年の6月頃になると、お尻探偵は推測しています。

 

介護職全員の賃金が上がるのか

ここも気になるところですが、目的が介護職の賃上げなので、基本報酬が上がるよりは、加算のパーセンテージが上がる確率の方が高いので、おそらく全員は上がらないですね。

 

加算を取らない(取れない)事業所や、分配の仕方が不公平な事業所だと、期待できません。職種も限られそうです。また職場格差が広がるような気がしますね。ジャムおじさんのパン工場とフジパンくらいの差が開きそうです。

 

ホンマに上がるのか

どれくらい上がるかは不明ですが、「上げます」と言っているので、上がるは上がると思います。これで下がったらナチュラルに介護崩壊するでしょう。

 

業界の未来を悲観して撤退していく事業者や介護職が後をたたないでしょうからね。とりあえず財務省だけは黙っといて、どうぞ。

 

まとめ

他産業と介護業界の賃金格差は狭まってきてたんですが、ここ最近、他産業平均がガツンと上がったので、また引き離されちゃったんですよね。月給にして約8万円ほどの差になっています。

 

大企業が全体を引き上げ過ぎてる感はあるんですが、こんだけ人材不足の業界なのに全体と比べて月8万円もの差があるのはオカシイですよね。

 

『介護職は頑張ってる』とか『なくてはならない仕事だ』とか、そういう話じゃなくて、需要と供給のバランスがとれてないんだから、報酬を上げるのは当たり前です。価格は希少価値できまるんですから。(ガリガリくんで言うたらアタリ)

 

ということで、また続報出たら共有しますね。おやすみお尻探偵。