こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/FMa4shV)です。
入浴介助が終わった後、「あれ?なんか一回り小さくなった?」って言われたら、暑さで溶けている可能性があるので注意して下さい。
今日は、介護業界とは真逆の性質を持つ金融業界から吸収できる学びについて書いていきます。
金融業界は、利益最優先で結果重視の評価文化があり、感情やケアよりも、数字を重んじる世界です。「弱者支援」ではなく、「強者選別」に近い構造もあるので、真逆どころか、範馬勇次郎とジャムおじさんくらいの違いがあります。
そんな違いがあるからこそ、介護業界に取り入れられる学びがあるので、一緒に学んで介護士戦闘力を上げていきましょう。
金融業界の文化
とある証券会社では、毎朝の朝礼で「昨日の自分を超えたか」を問われるそうです。(めんどくさ…)
目標未達なら、なぜ未達なのかをロジックで説明。達成したなら、それを再現するための戦略を即座に言語化するそうです。
凄いですよね。(めんどくさいけど)
このシビアな感じって、介護業界にはあまりない文化だと思うんですが、このシビアな文化を介護業界も少し取り入れる必要性が出てきているのが現実です。
「やさしさ」だけでは生き残れない時代
このところ、介護事業者の倒産件数が毎年のように記録を更新してますよね。全国各地で介護事業所が潰れまくってます。(助けて下さい)
生き残るのが難しくなってるんです。介護の仕事に、思いやりって必須だと思うんですけど、思いやりだけでは到底生き残れないのが現代の介護業界です。
思いやり+〇〇
この〇〇の部分に、成果志向や戦略思考があると、戦闘力は一気に上がります。
金融業界の視点①
「成果を数値で語れ」
介護でも、目に見える成果ってありますよね。
レクリエーションの参加率を上げたとか、新人職員の離職が1年間ゼロだったとか、帰宅願望が誰もなかったとか、リハパンを洗濯しなかったとか。(ポリマーが大変な事に)
これを、ただの出来事で終わらせずに、「なぜできたか」「どう再現するか」を考えて、仮説を立てて検証していく姿勢の人、介護業界にはあまり居ないので、職場内で評価されやすくなるし、今後のキャリアや転職先での武器にもなります。かなり戦闘力上がる。
金融業界の視点②
「市場価値を冷静に判断せよ」
証券マンとかって、「この銘柄は今、買いか売りか?」みたいな事を常に考えてますよね。自分自身のキャリアも、それと同じです。
今の職場に居続けることで自分の価値は上がるか?それとも今が売り時(転職)か?
感情ではなく、冷静な市場分析で判断する視点が介護職にも必要になってます。仕事柄、感情を軸に動く範馬勇次郎系介護職が多い気がしますけど、ジャムおじさんのように冷静になって考えてみましょう。
金融業界の視点③
「仮説と検証を回す意識」
金融業界では、当たる予想より、外れた時にどう修正できるかが重要だそうです。(馬券の話じゃなくて)
これ、介護現場でも応用できますよね。
このケアで帰宅願望は落ちつくか?
この声かけで認知症の周辺症状の発生を防げるか?
その時その時でやるんじゃなくて、結果が出たら検証して、再現性を確認していく意識を持つと、効率も仕事の質もUPしていきます。事業所がドゥンドゥンアップデートされていきますね。
まとめ「介護×金融=戦闘力UP」
介護と金融の業界って、勇次郎とジャムのように全然違うようですけど、通づるものもがあるし、これから介護業界が考え方を取り入れていく必要のある業界です。
市場価値を見抜く視点や、仮説思考で日々アップデートする習慣を介護に取り入れるだけで、
仕事力は確実にワンランク上がります。
僕もこんな感じでした↓
初めて働いたのがグループホームで、僕だけ意識高すぎて、独自で認知症の研究をして、それを発表とかしてました。…
— ハレくん | 介護 (@harekunoku) 2025年5月30日
戦闘力上げとくと後で楽なので、今後も一緒に勉強して、戦闘力上げていきましょう。目指せジャムおじさん。おやすみ勇次郎。