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【介護士】『誰かのためにやっている』という人間の勘違いについて

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こんばんは。介護福祉士のハレくん(https://lin.ee/0d9uRJ8)です。

 

受けた恩は倍にして返す主義ですが、恩着せがましい人は嫌いです。全然ありがたくない人に限って恩着せがましかったりするので、困ったもんですよね。(今日は荒れている)

 

という事で今日は、『誰かのためにやっている』という人間の勘違いを皆さんに共有していきたいと思います。介護士さんには特に見てほしい内容になってます。

 

人間は自分のために生きている

例えばなんですが、昔の人がよく言っていたとされる、こんなカスい台詞があります↓

 

「誰のおかげでメシが食えてると思ってるんだ!!」

 

この台詞、『家族のために働いている』という恩着せがましい思考回路が源となって出てくる台詞です。

 

これ言われた方はムカつきますし、言ってる方もムカついてるので、恩着せがましい思考回路では誰も幸せになれないという事が証明されてるんですよね。

 

家族にメシを食わせるのは、『家族を養いたい』『家族を養えない男になりたくない』『家族に離れてほしくない』などなど、ほぼ自分の気持ちを尊重しているだけなんです。

 

それを、『家族のため』みたいに恩着せがましい勘違いを起こすから、家族に対する態度が横柄になって、支配的な思考になって、自分が被害者かのような考えになるんです。(愚か者)

 

『家族のため』というのはほんの一部分であり、『大半は自分のためである』という事が理解できていると、家族に感謝できるし、『もっと家族のために稼ごう』と、家庭が平和的に回り収入も増えるんです。

 

危険な思考回路

介護士や看護師が仕事に対してこの思考回路になると、非常に危険です。利用者さんに対して態度が横柄になり、虐待の件数も絶対に増えます。間違いない。

 

「利用者のためにやってる」なんて、収入を得ながら働いてる人が言う事ではないんです。利用者のためだけに仕事してるなんて状況あり得ないんですから。

 

自分の生活のためとか、自分がそうしたいとか、辞めるのが面倒くさいとか、そういう『自分のため』の方が割合は高いはずです。

 

そういった深層心理の部分を理解しないと、人間関係を間違えます。常にイライラして、自己犠牲ベースの人生になります。恩着せがましい思考回路にならないよう、くれぐれも気をつけて下さい。自分のために。

 

まとめ

大谷翔平さんを見るとよく分かるんですけど、あの人、『観客のために野球してる』なんて絶対に思ってないですよね。そんなふうに思ってたら、あんなに穏やかな雰囲気でやれないはずです。

 

僕たちも、『全ての行動の殆どは自分のためにやっている』という事を腑に落としていきましょう。おやすみ翔平。