
こんばんは。ブログ歴8年目、介護福祉士のハレくん(LINE Add Friend)です。
早苗政権になってからというもの、介護士の皆に共有したい事が高頻度で出現します。マサラタウン付近のポッポくらい出現します。
今日もかなり大事な話で、労働時間の規制緩和がされると僕ら介護業界人の働き方はどうなるんやーいう話です。
労働時間の規制緩和とは
簡単に言います。 現状、時間外労働の上限は原則月45時間ですが、もっと働けるようにしようぜという方向に進んでるんやでーいう話です。
詳しく書かれている記事のソース置いときますね↓
高市首相が指示した「労働時間の規制の緩和」と「少子化対策」は“絶望的”に両立が難しい理由(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
これ賛否分かれてまして、否定派の多くは、『企業にブラック労働させられて過労死者が増える』みたいな意見を持ってます。
労働時間規制緩和と聞くと、確かにそういう心配も浮かびますよね。介護士さんでも、ちょっと嫌な予感してる人は多いんじゃないでしょうか。もの凄く静かな日の夜勤のように。
心配無用
ただ、これは心配無用だと思います。ブラック企業が増えるような政策を国がする筈無いし、今時ブラック労働なんかさせてたら、人手が足りなくなって会社が潰れます。
『ブラック介護事業所が増えてきたから、ウチは超ホワイトにして人材獲得競争に打ち勝とう』と考える経営者も勿論いるので、そっちに大量に人が流れてしまいます。
なので、ブラック介護施設が増えるとか、今働いてる施設がブラックになるとか、そういう心配はあまりしなくて良いと思います。
労働時間規制緩和といっても、皆の不安はほぼ取り除いた形で実行されるでしょう。
『今まで通りが良い』って人はほぼ今まで通りでしょうし、逆に、『残業して稼ぎたい』みたいな人は、残業がやりやすくなりそうです。(単発バイト大ピンチ)
ヤバいパターン
ただぁ〜、今既にブラックな介護施設、介護事業所はヤバいです。
ブラック介護施設というのは、責任感が強くて優しい介護士を心理的に縛りつけて、ブラック労働をさせるので、今ブラックな介護施設は労働時間規制緩和で更にブラックになります。
今までもブラックでやってきてるので、『どうせ辞めない』と足元を見られるんですよね。
ブラックな介護施設が労働時間規制緩和でどうなるか、箇条書きにしてみます↓
①残業を断れない空気感が強くなる(同調圧力)
②サービス残業が増える
③ただ会社に遅くまで残る人が評価される
④対応の難しい利用者が増える
⑤職員の疲れから事故が増える
⑥ワークライフバランス崩壊で家族関係が悪化する
⑦精神疾患リスクが増す
⑧ただただ、良いように使われる
カオスですね。容易に予測できます。ブラック企業なんて職員の事を使い駒としか思ってないので、労働時間規制緩和で、ブラックはもっとブラックになります。羊羹から暗黒物質になります。
ブラックは辞めよう
常々言ってる事ではありますが、ブラック介護施設は直ちに辞めて下さい。辞めても絶対に大丈夫です。他に良い職場は必ずあります。なんとかなるんじゃない、ハッピーになるんです。自分の人生を生きましょう。絶対に大丈夫。
まとめ
ブラック介護施設以外は、労働時間の規制緩和がされても特に心配ありません。
ただ、単発バイト運営にとっては大打撃となりそうで、単発バイトの案件は減ると思います。残業がやりやすくなって、単発バイトに行く必要が無くなる人が増えますからね。
そんな感じで、暗黒物質に飲み込まれないように気をつけて下さい。以上です。
おやすみ粗品。