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【介護職は召使いではない】ヘルパーができる事とできない事まとめ【カスハラ事例も】

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こんばんは。介護業界歴15年、ブログ歴8年目の介護福祉士ハレくん(Add LINE friend)です。

 

ヘルパーは召使いではありませんよ!

 

昨日下記のポストをしましたが、今日はこの記事で、ヘルパーができる事できない事を簡単に共有し、カスハラ事例も幾つか紹介していきます。これは介護業界の外の人に向けた記事です。よろしくお願いいたします。

 

 

ヘルパーができる事

まず、ヘルパーができる事についてザッと並べていきます。

 

身体介護編

 

・食事介助
・入浴介助(清拭含)
・排泄介助(トイレへの誘導、おむつ交換等)

・移乗、移動介助
・衣服の着脱介助

・爪切り、髭剃り(できないケースあり)

・口腔清潔

・軟膏塗布

・体位交換

・服薬介助(できないケースあり)

 

 

身体介護はこんな感じです。分かりやすいですよね。分かりにくいのは生活援助の方です。()内に注目して読んで下さい

 

生活援助編


・掃除

(利用者本人が使用する居室やトイレ、浴室、台所の日常的な掃除、ゴミ出し)


・洗濯

(利用者本人の衣類の洗濯、乾燥、取り込み、収納)


・調理

(利用者本人のための食事の準備や調理)


・買い物

(利用者本人の日常生活に必要な食料品や日用品の買い物。)

 

・ベッドメイキング

(シーツ交換、布団干し)

 

・服薬確認

 

・薬の受け取り

 

 

こんな感じです。ヘルパーができる事は、利用者本人の事に限定されます。来客対応とか家族の食事を作るとか、そういうのはNGなので理解しておいて下さい。

 

客間や玄関の掃除もできませんし、窓を磨くような事もできません。

 

フラダンスくらいなら頼んだらやってくれるかもしれません。

 

ヘルパーができない事

ヘルパーができない事についても共有しておきます。これは最初に説明しておかないと利用者さん側も分からないと思います。

 

・利用者本人以外の人ための援助

(生活援助編でも説明しましたが、同居家族の食事準備、洗濯、部屋の掃除、来客対応などはサービスの対象外)

 

・医療行為

(一定の研修を受けた登録事業者・ヘルパーは喀痰吸引等を実施できる場合があります)


・日常生活の範囲を超えるサービス

(大掃除、庭の草むしり、ペットの世話、部屋の模様替え等)


・手の込んだ特別な調理

(おせち料理や誕生日パーティーの料理など)


・高価な嗜好品の買い物

 

・ 囲碁や将棋等の娯楽相手

 

 

こんな感じです。草むしりとか一見できそうですけど、ヘルパーは家の中の事しかできないので注意して下さい。

 

一歩でも家を出たらそれはもうヘルパーさんではありません。ただの美女orイケメンです。

 

カスハラ事例

ここからは、僕に寄せられたカスハラ事例を幾つか紹介していきます。今後、こういったカスハラは問答無用で利用解除になる流れなので、絶対にやめて下さい。

 

・ヘルパーを呼ぶ時はいつも手を「パンパン」と叩いて呼ぶ

 

・来客時、「おいヘルパー!お客さんにお茶出せよ!ボーッとするな!」と激怒

 

・ヘルパーが魚を皮面から焼かなかった事に対し「弁償しろ」と激怒

 

・「ビールが冷えてないぞ!!」と激怒

 

・女性ヘルパーのことを「下女」と呼ぶ

 

・家族に「俺のメシを早く作れ」と怒鳴られる

 

・利用者が引越しをする際、「引越し業者に頼むと高いからヘルパーにやらせたら?」と家族会議で話し合ったと伝えてくる

 

・孫の誕生日プレゼントを買ってきてほしいと頼まれる(県外に)

 

・庭の草むしりができないことを伝えると、「こんなに草が生えてるのに、よくそのままにしておけるわ。あなた人としてどうかと思うわよ」と人格を否定してくる

 

・存在しない商品の買い物を頼まれ、「売ってないんです」と伝えると「買い物もマトモにできないのか!」と激怒

 

こんな感じです。まだ何百個もありますけど、どれも似たようなもんですね。お前らは自分の力で生きていけ。

 

契約解除推奨

こういうロッテンマイヤーは契約解除推奨です。こんな利用者さんは全体の1割未満なので、利用契約解除しても運営的なダメージは無いはずです。他に介護サービスを必要としている良い人が沢山います。

 

こういう方のサービスに入らされる介護職員は自分の仕事に自信を無くすんですよね。

 

仕事に対する自信は社会的な地位向上に結びつきます。介護職の社会的地位向上は人材不足解消の観点で考えても最重要課題なので、事業所にはカスハラ対策しっかりして、お願いします。

 

介護士は召使いではありません。

 

介護士は、高齢者や障がいを持つ人々が自立した生活を送るための多様な支援を行う、専門的な知識と技術が求められる専門職です。

 

これは、利用者さんもご家族も、介護職自身も事業所も施設も、今一度理解しておいてほしい事実です。僕はフラダンスもしません。

 

という事で、カスハラ撲滅委員会会長、ハレくんでした。おやすみロッテンマイヤー。