介護職員の戦闘力が上がるブログ

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【介護報酬臨時改定】介護職員の賃上げ事情について徹底解説【2026年】

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こんばんは。介護業界歴15年、ブログ歴8年目の介護福祉士、ハレくん(Add LINE friend)です。

 

当ブログ、こういう解説系の記事が一番人気です。「分かりやすい」と皆さん言ってくれるので、今日も分かりやすく、介護報酬の臨時改定の事や、介護職員の賃金がどうなるかについて解説していくのでよろしくお願いします。

 

簡単な解説よりも徹底解説の方が需要ありそう(下記ポスト参照)だったので、長くなりそうですがTTT(徹底的)にまとめていきます。

 

 

基本情報

今月16日、介護報酬について議論する審議会にて、臨時改定の内容が了承されました。ソース貼っときます↓

第253回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料|厚生労働省

 

令和9年度に介護報酬改定が行われるので、本来は今年に改定なんて無いんですが、物価も高騰してますし、「ちょ待てよ、そんな待てねぇよ」という事で、今年、臨時で改定が行われる事になりました。施工時期は6月1日からです。

 

※2025年12月〜2026年5月までは、『補助金』という形で改定が実質先行実施されているので、事務手続き等のタイムラグを考えると、賃上げ自体は4月頃から行われる所が多いと予想てます。

 

どのような賃上げスキームなのか

賃上げは、加算率の引き上げや、新たな加算の創設によって可能になります。改定率は+2.03%で、こんなイメージです↓

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加算なので、その報酬が事業者側の懐に入る事はありません。全て職員に還元しなければいけない分の報酬になります。僕は貰えない側の人間です。

 

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全ての介護施設(事業所)の加算率が無条件に引き上がるわけではなく、幾つかの条件を満たした施設の加算率が引き上げになります

 

その条件が3段階(実質2段階)に分かれているんですが、上述した画像を見てもらえるとイメージできると思います(ビッグダディの画像じゃないよ)。

 

1段階目の+1万円の条件を満たすのは簡単ですが、2段階目の+1万7千円になると、ケアプランデータ連携システムの導入や、ICT導入等による生産性の向上等が条件に加わるみたいですね

 

3段階目の+1万9千円は、『事業所の定期昇級を含めるとこれくらいの金額になりますよね』という数値だそうで、「ややこしい事言うなや」と思いました。

 

大きめの法人であれば3段階クリアできる所も多いと思いますが、中小規模な法人だと+1万円に止まる事業所が多いでしょうね。ちなみに、障害福祉の事業所も全くと言っていいほど同じ枠組みです(良かった)。

 

中には加算を全く取得していない施設もあるそうなので(1割弱)、そういう所には今回の臨時改定も無関係な話になりそうです(ヤバい)。

 

対象者、金額の目安

賃上げの対象者についてですが、今回はちょっといつもと違います。

 

これまでは、『介護職員』に限定される事が多かったんですが、今回の賃上げは、『介護従事者』が対象という事です(ややこしいんじゃ)。

 

介護職員とは、現場で直接身体介護などの介護を行う人の事を言いますが、介護従事者となると、介護現場で働く全てのスタッフという意味合いになります。

 

具体的には、これまで処遇改善加算の対象外だった、訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅介護支援、等になります。

 

ただぁ〜(粗品)、介護従事者と記載されているのは賃上げ第一段階(+1万円)までで、第二段階(+1万7千円)は介護職員限定になります。

 

つまり、介護職員以外の介護従事者は、MAX1万円の賃上げになるという事です。バーダックの戦闘力くらいですね。

 

金額は目安です(強調)

このように、どこを見ても、1万円や1万7千円という金額が書かれているので、「丁度その金額が貰える」と思ってしまうんですが、これは業界全体の目安です。

 

加算というのは売上連動型で、「介護サービスの売上の〇〇%」という形で入ってくるものです。なので、例えば、利用者数が少ない事業所は加算額も減りますから、固定で1万7千円を支払うのは難しくなる。みたいな話です。

 

また、介護事業所は処遇改善加算で入ってきたお金は全て職員に分配する必要があるんですが、『誰にいくら配るか』に関しては事業所の判断に委ねられる部分があるので、職場によっては、人により受け取る金額が変わります。役職者に多めに支払っている事業所も多いかもしれませんね。

 

それに社会保険料の会社負担の増額分もあるので、8千円〜1万5千円程度、総支給額が上がるくらいに思っておくのが無難かなと思います。「皆1万9千円上がりましたー!」みたいなのは超優良企業ですね。一部の大手は上がりそうな気がします。

 

最後に

とまぁこんな感じなんですが、加算の話になると必ず表れるのが、「自分はいつも貰えない!事業所が不正しているに違いない!許せない!」みたいな事を言うセルフ自己犠牲な人です。

 

信用できない職場にも問題はあるんでしょうけど、そんなに信用できない職場に勤め続けている方が問題なんですよね(火の玉ストレート)。

 

介護業界は、何処に勤めるかによって物凄い差が開きます。介護士としてのキャリアは、職場選びが全てです。

 

そういえば、東京都の介護福祉士求人なんて別格みたいで、エージェント経由だと年収400万円を切る案件の方がレアだという話を聞きました。

 

国の加算以外にも、東京独自で介護職員に補助金を出していたりするので(居住支援特別手当)、東京の介護福祉士の賃金は別格に高くなってるみたいです。羨ましいですよね。

 

そんな感じで、一向に給与が上がらない職場にいてもキャリア的に無意味なので、今の職場に将来性を感じられないのであれば、早いとこ見切りをつけて、良い環境に行くことを強めにオススメします。

 

介護士人生充実できるかどうかは、行動できるかどうかです。こうやって情報収集している優秀な人にこそ、行動して、充実した未来を手に入れてほしいです(アタックチャーンス)。

 

という事でまた次回!おやすみバーダック。