こんばんは。介護福祉士のハレくん（@harekunoku）です。
（介護業界歴１０年、会社役員でサービス提供責任者です。twitterやブログでの情報発信歴は３年で、twitterフォロワー数は約１.６万人、ブログのtotalＰＶ数は約３００万ＰＶです。）←当記事アップ時点
お風呂って気持ち良いものだと思うんですけど、中には、お風呂に入るのが大嫌いという人もいますよね。介護士さんなら分かると思います。親の仇ってくらい入浴を拒否する利用者さんを、説得して、いつも入浴介助してますもんね。
今日は、人間は長期間入浴しないとどうなるのかという事について書いていきたいと思います。入浴介助がいかに大正義かという事が分かってもらえると思います。
ではいきましょう。
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①悪臭が発生する
長期間入浴しないとどうなるかって、まず、体から悪臭が発生します。三日連続のチーズフォンデュが体に悪い事くらい当たり前の話ですが、人間は長期間お風呂に入らないと、臭くなります。
僕たちは毎日お風呂で、死んでいる皮膚細胞やバクテリアを洗い流していますが、入浴しなくなると当然、皮膚上にそれらが積み重なっていきます。
その積み重なった皮膚細胞やバクテリアに、汗や皮脂などが混ざり合い、悪臭を放つというシステムだそうです。なんか気持ち悪いですね。
悪臭を放っているだけでも、介護事業所的には大弊害です。悪臭を放っている人が一人でもいると、他の利用者さんは不快な思いをしてしまいます。
食欲もなくなるでしょうし、気分も悪くなりますから、その場にいる人全員の、健康面やＱＯＬ面によくありません。当然、事業所の評判も落ちていきます。悪臭は実害の塊です。
入浴介助大正義。介護士さんいつも本当にありがとう。どういたしまして。
②感染症リスク増大
長期間入浴しないと、肌に汚れが付着・蓄積し、体中が痒くなります。人間痒くなるとどうするかって、掻きますよね。掻くとどうなるかって、皮膚に付着しているあらゆる細菌が掻き傷から侵入し、感染症になるリスクが高まります。
電流爆破の大仁田厚さんも、毎日入浴されていると思いますよ。体中傷だらけですからね。（なぜここで大仁田厚を出したのかは謎）
『風呂に入らないからって、誰にも迷惑かけてないじゃないか！』なんて事を言う人もたまにいますけど、悪臭と感染症の元になってる訳ですから、分かりやすく迷惑かかってますよね。
以上二つが、人間が入浴しなければいけない最大の理由ですね。悪臭対策と感染症予防です。入浴のメリットは他にも沢山ありますが、この２つが、入浴史上最大のメリットでしょう。
長期間お風呂に入らないと、悪臭を放ちながら感染症になるという地獄のようなストーリーを展開する事になってしまうんですね。
利用者さんに激しく入浴拒否をされた時に、声かけを続けて、なんとか入浴しようと思える意識まで持っていかせるのは大変ですが、そのおかげで、激臭施設にならなくて済んでますし、感染症も広がらずに済んでいるんです。いつもお疲れ様です！
最後に
介護業務は全部重要ですが、入浴介助は別格に重要ですね。
毎日試行錯誤して、どうにかこうにか、話術によって利用者をお風呂までお連れしてる介護士さんは、本気出したら壺売れます。
介護士やると、ビジネススキルが身につく。
— ハレくん (@harekunoku) 2020年12月5日
入浴の誘いとか、帰宅願望を抑えるための声かけとか、毎日、売るのが結構難しい物を売ってる。
基本的に介護士は物を売るの上手い。やってないだけで。その気になれば壺とか売れる。※売るな
絶賛介護拒否中の利用者さんに介護を売るって、中々難しいミッションですが、負けずに日々取り組んでいると、ビジネススキルや営業スキルなんかが自然と見についていきます。
介護拒否されると面倒に思うかもしれませんけど、仕事中にビジネススキルを磨けるという、要領の良い考え方もできるので、負けずに頑張っていきましょう。
心理テクニックを活用した、介護拒否が起こらない利用者への声かけ方法等も、このブログではいくつも紹介しているので、またお時間がある時に、過去記事も漁ってみてもらえたらと思います。
おやすみ大仁田厚。
【退職・転職（就職）を考えている方にオススメ記事↓】
これまでに紹介した介護士専門の転職（求人）サイトまとめ - 介護職員の戦闘力が上がるブログ
カテゴリー上部に、僕がオススメする介護士専門の転職サポート（求人）サイトや、資格取得サポートサイトの紹介ページがありますので、退職・転職を考えている方や、何か資格を取得しようと考えている方は是非ご覧ください。
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