{もったいないとらんど
こんばんは。ハレくんです。
先日、Twitterのアンケート機能を使って、現役介護士の方に向けて『介護士を辞めたいですか?』という内容のアンケートを実施したところ、1045名もの方に回答して頂けました。協力いただいた方ありがとうございました!
そのアンケの結果がこれ。(デデン)
介護士の方へ
— ハレくん (@harekunoku) 2018年5月8日
内心、介護士辞めたいと思っていますか?
拡散希望
YES=65%、NO35%という結果になったわけですが、介護職員からしてみれば予想通りの結果だったという方も多いでしょう。しかし、世間はこの結果を見てどう思うでしょうか。殆どの人がこの結果に驚かれるんじゃないでしょうか。 介護士=好きじゃないとできない仕事とレッテルを貼られているところがありますからね。
今日の記事は、介護職員ではない人にこそ読んでもらいたい内容です。
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辞めたい理由3選
辞めたい派の人の辞めたい原因を大きく3つに分けると…①何の仕事をしていても辞めたい人②人材不足の介護業界に流れついてきた適性の無い人③待遇の悪さに嫌気がさしている人、この3パターンが多いと思われます。
①と②はとりあえず置いといて、問題は③の、待遇の悪さに嫌気がさしている人。この中には優秀な介護職員がゴロゴロいます。最初は希望とヤル気を持って始めた介護という仕事、実際に働いてみると待ち構えていたのは理想とは全く違う現実。どんどん介護の仕事が嫌いになっていく…という方が非常に多いんです。こんな人材を失うのはもったいないとらんど。このもったいないとらんど現象、綺麗事ばかり語る教育者や先輩介護士が引き起こす事もあります。
綺麗事に逃げるな!
「報酬が安い」「介護業界は昇給しづらい」という現実を、「この仕事はお金じゃない」という言葉で綺麗なものに変え、「利用者から暴力やセクハラを受ける事は珍しくない」事を、「暴力やセクハラにも理由がある、寄り添う事が大切」なんて言ってみたり。
「この仕事はお金じゃない」「暴力やセクハラにも笑顔で対応できるのが介護士として必要なスキル」
— ハレくん (@harekunoku) 2018年5月11日
なぜこんな言葉が介護業界でここまで広まったのか、それは人間の基本構造に備わる『良い人だと思われたい』という承認欲求が原因。人は承認欲求を満たす為ならどんなものも犠牲にする。アホやでしかし
「暴力に笑顔で対応できない自分は介護士に向いていない」「お金を稼ぐことが仕事をする上で一番の目的である自分は介護士には向いていない」こんな理由で辞めていく優秀な介護士達をもう出さない為に、介護職じゃない方にも介護業界の処遇改善を訴えてほしい。そう思います。
最後に
お金欲しくない人なんていませんし、暴力に対して心から寄り添える人なんていません。お金も欲しいし腹も立つように人間は作られています。人間の基本構造に背いた訴えをする人間は、裏表が激しい場合が殆どなので要注意。
(対応があまりに悪く暴言等の対象になってしまう介護職員については今日はノーコメントですがよろしくどうぞ)
おやすみなさい。
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