どうも!介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
仕事を辞めたくなった事の1回や2回、誰だってあると思うんですが、「辞めたい」にも色々あります。
「ダルいから辞めたい」「介護の仕事自体辞めたい」「今の職場を辞めたい」「人間関係が辛くて辞めたい」「夜勤やりたくないから辞めたい」
などなど、マジで色々あります。辞めたい理由なんて人それぞれで、その気持ちの大きさも人それぞれです。
ただ、辞めたい気持ちがMAX値までいってしまうと精神衛生上危険なんです。矢印が自分の方を向いてしまいますから。
という事で今日は、辞めたい気持ちがMAXになった時の介護士の心理状態や危険性について書いていきたいと思います。
では行きましょう。
矢印の向き
仕事を辞めたい理由を考えた時に、「給料が低いから」とか「職場の人間関係が悪いから」みたいな理由って、矢印が外側に向いてますよね。給料・人間関係に矢印が向いている状態です。
外側に矢印が向いている内はまだ余裕があるので、本来はこの段階で転職に踏み出すべきなんですが、この気持ちをずっと放置して何も行動しないと、矢印が次第に自分の方を向いてきます。これが危ない。
職場が原因で病んでしまった介護士さんから話を伺うと、矢印が完全に自分に向いています。
初めは給料の低さに対して不満を感じていただけなのに、それがいつの間にか、「稼げない自分が情けない…」みたいな感じで、矢印が自分に向くんです。
「この職場が嫌い」から「この職場で働いている自分が嫌い」に変化していくんですね。
本来はもっと明るい性格なのに職場環境が原因で暗くなってしまっているとか、人が好きだったのに人が嫌いになったとか、もっとヤル気があったのにヤル気を削がれていったとか、そういう事になると、『昔の自分の方が好きだった』ってなるんですよね。
それを更に放置する事で、自分の事をドンドン嫌いになっていきます。この延長線上に精神疾患があるんだと思います。
破滅するまで動けなくなる呪いの呪文
矢印を自分に向け続けた結果、精神疾患になってしまった人に対して、「そんな事になる前に早く行動しろよ」と思ってしまうかもしれませんが、そんなこと後で言うてもしゃあないですよね。
「まだ大丈夫…」を積み重ね過ぎてしまっただけだと思います。
ただ、「まだ大丈夫」って、もう結構大丈夫じゃない時に思い浮かぶ事なので注意して下さい。
自宅で家族を介護している方にもよくいて、「まだ大丈夫…」と自分に言い聞かせ無理をし続けた結果、病んでしまうケースは多いんです。「まだ大丈夫」と一度思った段階で施設入所に向けて動くべきなんです。
無理を少しづつ積み重ねていくのは、ゆっくり風船を膨らませるようなもので、ある日突然破裂します。
「まだ大丈夫」は、破滅するまで動けなくなる呪いの呪文になるかもしれないので気をつけて下さい。
注意喚起
最後に注意喚起ですが、転職の2文字が頭に浮かんでいる介護士さんは、矢印の向きチェックをたまに実施して下さい。
「矢印が自分の方を向いてきている」と感じたり、「いつの間にか自分の方を向いていた」なんて場合は、思い切って早く行動して下さい。人生には変えられません。
以上です。おやすみベクトル。
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