こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
現在、コロナがまた感染爆発を起こしていて、介護施設でのクラスターが週に300件を超えたという事で、介護業界は大変な状況です。
ちょっとした体調不良でもコロナを連想してしまい、不安や恐怖に苛まれている介護士さんも多いのではないでしょうか。
朝起きて喉が痛かったりすると恐怖感。
— ハレくん (@harekunoku) 2022年7月30日
「れ、冷房で喉がちょっとやられたみたい。コロナとかではない。うん。絶対違う。なんか、冷房で喉やられる人多いみたい。コロナじゃないっすよ。俺コロナだったら大したもんすよ。」
ってなる。
で、最近また、よく分からんサル痘などと言う、凶悪なウイルスの感染拡大が懸念されていますよね。
コロナがこの状況なのに、更にそんなもんが流行した時の事を想像したら、介護業界は間違いなく終焉を迎える事になるよなと。影も形もなくなりそうです。
全居室からナースコールが鳴り響いた時と同じくらいの絶望感を全身で感じ取る事ができましたので、今回、サル痘についてちゃんと調べてきました。
厚労省から出ている情報も参考にしつつ、厚労省が公開していない情報についても調べてきました。
サル痘について記載されている厚労省HPのリンク貼っておきます↓
SNS上にある情報やネットニュースの情報を鵜呑みにせず、こういう事は自分で調べるようにしています。(エラい)
という事で、サル痘について調べてきた事を皆さんに共有して行くんですが、僕は専門家でも何でもなく、素人が調べられるレベルの話なので、話半分くらいで読み進めてもらえればと思います。
話半分で聞いてくれと言いつつも、介護士さん等、介護業界でお仕事をされている人にとっては必要な情報であり、少なからず心が軽くなる情報であると判断したので投稿する事にしました。
前置きが長くなってしまいましたが、本題に入りましょう。
サル痘とは
サル痘とは、1958年に、デンマークの研究所にいた実験動物の猿から発見されたウイルスです。
これを聞くと、猿がサル痘の原点だと思ってしまうんですが、めちゃくちゃ冤罪です。この猿も被害者です。
元々は、アフリカのリスやネズミ等の齧歯類が保有していたウイルスであり、それらに噛みつかれたり、それらの排泄物に触れる事で他の動物に感染するというものでした。
潜伏期間は7日〜14日で、症状は、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛が5日ほど続き、次に赤くて小さな発疹が顔から手足に広がります。(全身に広がる事も)
※2022年5月以降の欧米を中心とした流行では、
①発熱やリンパ節腫脹などの前駆症状が見られない場合があること
②病変が会陰部や肛門周囲や口腔などに集中していること
③全身性の発疹が見られない場合があること
④異なる段階の皮疹が同時に見られる場合があること
このようなケースも多いそうです。
発疹出現後、発疹は水疱になり、その後かさぶたになります。長くても1ヶ月程度で治癒し、致死率は0%〜10%、先進国で死亡例は無いとの事です。
先進国で死亡例無しという事なんですけど、※天然痘ワクチンを摂取すると、85%の発症予防効果があるとの事で、ワクチンが井上尚弥のボディくらい効くそうなんです。ワクチンが既にあるという心強さは異常ですよね。
これだけ聞くと、『なんだ。サル痘、全然大丈夫そうじゃん』って思ってしまいますよね。
※天然痘とは、サル痘の何倍も恐ろしい、過去に多くの死者を出したウイルスです。しかし、1980年にワクチンが登場した結果、根絶されました。マジの根絶です。もう何十年も前の話ですが、発生0件の根絶は凄いですよね。
不安要素
案外大丈夫っぽいサル痘ですが、不安要素もあります。めちゃくちゃ仕事するけど同僚と仲良くする気が一切無い介護士くらいの不安要素があります。
というのも、サル痘は本来、中央アフリカと西アフリカの森林地帯の風土病だったんです。他の地域での感染は、10年勤続の介護士くらい稀でした。
2018年から2021年の3年間で、アフリカ以外での感染者はたったの8人です。しかもその8人全員が、アフリカへの渡航歴ありとの事です。
そんな感じだったので、ヒトからヒトへの感染は稀の中の稀だったのですが、それがそうでも無くなってきているから怖いんです。
男性同士の性行為で感染するなんて事も言われていますが、皮膚接触により感染するという結果なので、異性間でも感染すると考えるのが自然なんだそうです。
ヒトからヒトへという感染経路を持ってしまったのが不安要素の1つですね。
あと1つ気になるのが、ポルトガル国立衛生研究所のレポートによると、現在流行中のサル痘は、過去のサル痘と遺伝情報が違うそうなんです。突然変異が生じていたと。進化を遂げていたんです。
これから更に、凶悪なウイルスに進化していくんじゃなかろうかという不安があります。
コロナもコロコロ変わりますけど、コロナはRNAウイルスといって、突然変異しやすいタイプのウイルスの型なんだそうです。
対策しても対策しても進化してくるので、感染が拡大しやすいという事ですね。しかも咳などの飛沫でもうつってしまいます。
一方サル痘は、DNAというタイプのウイルスで、突然変異しにくいウイルスの型なんだそうです。超濃厚接触(意味深)じゃないと感染しにくく、感染拡大もしにくいと。
これが突然変異したというんですから、不安要素はあります。
結論
突然変異していたといっても、突然変異しにくいウイルスであることは確かという事で、コロナのように、形をコロコロ変えて感染拡大を繰り返すような事は無さそうです。
また、過去に、サル痘の親分的存在の天然痘ウイルスに完全勝利しているという実績もあるので、サル痘に関しては多分大丈夫だろうという結論に至りました。(切実にそう思いたい)
はい。という事で、気休めですが、危機迫るような感じでは無さそうです。
むしろこの夏の暑さの方が危機迫ってるので、熱中症対策しながら、入浴介助など頑張っていきましょう。
それでは今日はこの辺で。おやすみ被害者の猿。
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