どうもハレくんです。
「医者が公金で良い車に乗ってるのが許せない!診療報酬を下げるべき!」
という内容のポストが先日Xでバズっていました。今もなお物議を醸している模様です。
「自分たちが苦しい思いをして支払った税金で贅沢する奴は害悪だ」
って事だと思うんですが、それを言ったら介護業界で働く人間も税金から報酬を得ているので同類です。介護職が賃上げを主張したり稼げる職業になっていく事を害悪だと感じる人も一定数いるんでしょう(どうかご勘弁を)。
昨年度の介護費なんて11.5兆円で、その前の年と比べると3000億円以上増加しています。(手違いで1000万下さい)
「介護職め〜!公金を11.5兆円もチューチューしやがって〜!!生産性の無い無駄な職業が〜!!」
という価値観の人もいるでしょうね。理解はできませんが、そういう考え方があるのは仕方ありません。考え方は否定できない。
という事で今日は、その意見に反論す訳ではなく、人がそういう考え方になる理由など、人間心理的な内容を書いていきたいと思います。
帰属意識
人には帰属意識があります。集団に属しているという意識で、その意識が強いほど周りと一体感を待とうとします。(連れション行こうぜ)
『出る杭は打たれる』という言葉がありますが、これも帰属意識から出てくる言葉です。
「お前バランス保てよ!一人だけ飛び出してんじゃねぇよ!」という生存本能ですよね。帰属意識を持って群れをなしている方が生物的に生き残れる確率が高くなりますから。(VSマンモス)
バランスの保ち方は2種類
帰属意識を起因に周りとのバランスを保とうとする本能が人間にはある訳ですが、バランスの保ち方には2種類あります。
①自分が相手のレベルに合わせようとする
②相手を自分のレベルに合わさせようとする
このどちらかです。
例えば、年収500万の人が年収1000万の人を見た時に、「自分も頑張って1000万稼ぐぞ!」と考える人もいれば、「お前だけ1000万も稼いでズルいぞ!許せない!」と考える人もいる。みたいな感じです。(僕はどうとも思わない派)
前者の考え方の方がコミュニティのレベルが底上がっていくと思うんですが、後者のような、皆の足を引っ張って自分のレベルまで引きずり落としたいと考える人も多いんです。
人の悪口や陰口もそうです。自分より圧倒的に優れている人は自分の悪口や陰口なんて言わないので、悪口や陰口も、その人を下のステージから引きずり降ろそうという行動なんですよね。(言い方ごめん)
「医者が公金で良い車に乗るのが許せない!」という考え方も、「介護職員だけ処遇改善で賃金が上がっていくのが許せない!」という考え方も、自分が満たされていない故に出てくる言葉なんです。
比べるのをやめましょう
他者と自分を比較してしまうほど帰属意識が強くなり、「他人が上手くいくのが許せない」「他人の不幸は蜜の味」というような貧しい発想になると思うんです。(怒られるぞ)
それでも良いんですけど、「自分もやるぞ!」というスタンスor「人の事なんてどうでも良い」というスタンスの方が幸福度が高いんですよね絶対に。
どうせ生きるなら、幸福度の高い考え方を選びませんかという提案です。(唐突な提案)
人の事は放っておきましょう。放っておけないなら刺激にして自分のエネルギーに変えていきましょう。その方が幸せです。
以上!おやすみDr.。