こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
介護業界人の皆様、お疲れ様です。脱衣所に粉雪が舞う季節に突入しようとしておりますが、いかがお過ごしでしょうか。今日は朗報を持ってきました。
財務省が前々から、要介護1と2の軽度者は現行の介護給付を外して総合事業へ移行すべきと主張していましたが、そうなってしまうと、十分な介護が受けられない人が続出してしまうという事で、これには世の中が鬼のように反発しました。
反発のビッグウェーブ
介護業界人だけでなく、ご利用者側の方達も一斉に反発したので、反発のビッグウェーブが巻き起こりました。(乗るしかない。このビッグウェーブに。)
それはもう破竹の反発で、『要介護1と2の保険外し』がTwitter上でトレンド入りしたほどです。介護に関する事がトレンドに入るのは非常に珍しい事なのでビックリしました。道路にコンニャクが落ちているくらい珍しい事です。
そんな猛反発の結果、要介護1と2の保険外しを財務省は見送る事となりました。財務省の負けです。是非ともこのまま見逃し三振でよろしくお願いいたします。
保険外しを見送る事となった経緯
今月の7日に行われた、国の偉い人が集まってペチャクチャ言う審議会で話し合いをして、財務省は保険外しについて『段階的に』との文言を追記したとの事なので、2024年度改正での実施は見送りになったという結果です。
その審議会に関する詳しい情報はコチラです↓
“要介護1と2の保険外し”、財務省が一部見送りを容認 「段階的にでも実施すべき」と提言 | 介護ニュースJoint
財務省はこれまで、要介護1と2の人の事を嫌味かのように「軽度者」と言っていたんですが、先日の審議会では、『軽度者』という表現は避けたそうです。
財務省、Twitterをよく見てる説が浮上してきました。Twitterでは『要介護1と2は軽度者違いますよ』という呟きが沢山バズっていましたからね。鍵垢とかでシレッと見ている可能性があります。イイネとか押しちゃってるかもしれません。だとしたらちょっと可愛い。いや可愛くはない。
総理大臣が岸田さんになってからというもの、財務省のパワーが確実に上がっております。介護業界に対してだけではなく、至る面で増税(実質増税)の話が出てきています。
その内、訪問介護の生活援助の利用料は全額負担にすべきとか戸愚呂弟みたいな事を言いそうで、恐ろしい限りです。
反発が想定を上回ると覆る
とりあえず、要介護1と2の保険外しは見送られたという事なので良かったです。反発が想定を大きく上回ると、いくら財務省の言う事でも覆るんですね。
先日も、副業の売上が300万円以下の場合は事業所得として申告させないとか言って、実質増税みたいな事を国が言い出したんですが、これに関しても、想定していた70倍くらいの反発があったとの事で覆えりましたからね。
やっぱり反発も時には大事なんだなと思いました。要介護1と2の保険外しが見送られた勢いに乗って、介護報酬を70倍にしろと声をあげていきましょう。シレッと声をあげていきましょう。
という事で今日はこのへんで失礼します。良いお知らせができて良かったです。それではまた次回。
おやすみ戸愚呂兄。
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