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【リアル】介護の仕事を始めて病んだ友達の話

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こんばんは。介護福祉士のハレくんです。

介護の仕事の魅力を伝えたり、仕事が少しでも楽しくなるような事を発信するのは大事ですけど、それだけじゃダメだと思うんですよね。

介護士になろうと考えている人は、マイナスな情報も見た上で、介護士になるかどうかを決めるべきだと思うんです。

というのも、介護の仕事が原因で病んだ人を僕は沢山見てきました。

周りにも居ますし、SNSのDMでも、ここでは言えないような濃厚な悩みが届いたりします。

誰でもは続かない仕事なんですよね。

なので、どの業界にも言える事ですけど、仕事の良い面だけを伝えて人を呼び込むのって半分詐欺みたいなもんだと思ってます。

とりあえず人を集めて、合わない奴はポイって、調子良いですもんね。

「自分には合いそうだな」「自分には合わなそうだな」

という事が判断できるのが1番です。

SNSでは仕事の愚痴や不満が溢れてますが、そういうのも情報として貴重なのかなとも思います。

という事でこの記事では、介護の仕事を始めて病んだ僕の友達の話を共有していきます(今は元気)。

愚痴を言い始める

その子はお婆ちゃん子だったんですが、それがキッカケで介護の仕事を始めました。

責任感が強くて良い奴で、明るくて、愚痴とか文句とか一切言わない奴だったんですけど、ある日僕に愚痴っぽいLINEが届いたんです。

「仕事行きたくねぇ」みたいな内容で、愚痴なんか珍しいなって感じだったんですけど、普通〜に返信しました。

なんとそこからLINEが何週間も何ヶ月も続きました。

毎日何通もLINEでやり取りする感じで、一生ソイツの愚痴を聞くという状況でした。上司に対する愚痴が大半でしたね。相当嫌な奴だったんです。

間で遊んだりもしてたんですけど、遊んでる時もずっとその上司に対する愚痴を言うんです。

普通だったら「もう聞きたくない!」ってなるんですけど、ユーモアを絡ませながら話してくるので苦痛なく聞けたんですよね。

誘っても来なくなる

そんな感じだったんですけど、ある日を堺に、遊びに誘っても来なくなりました。

「忙しい」とか「勉強してる」とか言って、顔を見せなくなったんです。電話も出ません。でもLINEは返ってきてました。

そのLINEの内容もドンドン暗くなっていきます。

終いには「死にたい笑」とか言い出したので、流石にしつこく言って一度会ってもらいました。

(ソイツの場合、『笑』を付けるあたりが逆にガチ)

話を聞くと、 とにかく上司がオカシイと。そして、職場にいない時に利用者さんの事が気になって仕方がないと言います。

職場の人間関係が劣悪+性格的に介護が合わないというダブルパンチを喰らっていて、心が地獄だったんだと思います。

顔色も青白かったですし、目を見て来なかったですし、「仕事に行くのが精一杯で誰とも話したり会ったりしたくなかった」とか言ってたので、「はよ辞めろ、明日辞めろ」みたいな話をしました。

それでその子、介護士を辞めて、車で食品とかを販売する移動スーパー的な仕事を始めました。

元気になった

そしたら直ぐに見違えるくらい元気になって、今はめちゃくちゃ楽しそうにやってます。

職場の人間関係が最悪だった上に、責任感の強さが限度を超えていたせいで、介護の仕事が性格的に合わなかったので、病んでしまったんですね。

そういう話もあるので、仕事が性格的に合わないと思ったら無理に続ける事はないし、職場の人間関係が終わっているなら早めに転職した方が良いと思います。

介護業界の未来より、自分の未来を選びましょう。

PS・その彼、介護士を辞めた事をお婆ちゃんにまだ言えてないそうです。

という事で以上です!おやすみなさい。