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【介護士】利用者さんの性格が素直なのか頑固なのかでとるべき対応が変わる【心理効果】

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こんばんは。介護福祉士のハレくんです。

利用者さんの中には、素直な性格の人もいれば頑固な性格の人もいますよね。

素直と頑固って、素麺とカレーくらいの違いがあるので、素直な性格の人と頑固な性格の人の両者に同じような接し方をしても上手くいかない場面が多々あります。

素直な人と頑固な人とでは、対応する時に意識すべき心理効果が違うので、この記事ではそれについて説明していきます。

では行こう。

バンドワゴン効果

バンドワゴン効果という心理効果がありまして、これは、多くの人が支持している物や事柄は、信頼や安心を獲得しやすいという行動心理です。

「これが良いよ!」と聞くと、「そうなんだ!じゃあ私もそれにしよう!」となるような、素直な性格の人にはバンドワゴン効果を意識した対応が効果的という事です。

例えば、デイサービスで利用者さんを入浴にお誘いする時に、「皆さんお風呂に入られるので、〇〇さんも是非入って下さい」みたいな、『皆一緒ですよ』と言わんばかりの言葉かけをする事で、 比較的快く自然にお風呂に入ってもらえます。

素直な人にはバンドワゴン、キャンプで寝るのはバンガローと覚えて下さい。

次、頑固対策いきましょう↓

スノッブ効果

スノッブ効果とは、多くの人が支持しているからこそ自分は選ばないという、自分を他の人と差別化したくなる心理効果です。

「皆は〇〇と言っているが、ワシは△△じゃ!」

というような頑固な人には、このスノッブ効果を意識した対応が効果的になります。 

例えば、入浴のお誘いをする時に、「他の人は使っていないコチラの入浴剤を使って入浴してみませんか?」というような、特別扱いともとれる言葉かけが有効です。

僕にもこれ有効です。

心理効果を学ぶのは無意味なのか

このような心理学というか、心理効果を学んでも無意味だろという意見がたまに出てきます。

なぜそんな意見が出てくるかって、介護の仕事は知識と経験のあるベテランだからといって上手くいくとは限らないからです。大工の逆。

入浴拒否レベル100の利用者さんに対して、介護未経験の実習生が声をかけると一撃で入浴してくれたりしますよね。

この現象を見て、「勉強しても意味ないじゃん」と考えてしまうのは無理ありません。

しかしこの考えは間違いで、介護は確率の仕事なんです(確変はありません)。

例えば、100回利用者さんの対応をした場合、知識と経験のある人は55回上手くいくのに対し、未経験だと50回しか上手くいかないのが介護の仕事です(数字はテキトー)。

これ分母が大きくなるほど大きな差が開きますからね。学ぶ人と学ばない人の差はドゥンドゥン開いていきます。

学んでいる人ほど、長期間を通して見た時の仕事の生産性が激高です。

介護の仕事は人相手の仕事なので、心理の勉強は絶対に無駄になりません。一緒に学んでいきましょう。

最後に

バンガロー泊には寝袋が必要です。

以上です!おやすみ頑固オヤジ。