こんばんは。介護福祉士のハレくん(@harekunoku)です。
利用者さんの対応がめちゃ上手い介護士さんが時々いますけど、そういう人って、『介護士として優秀』と言うよりも、ただコミュ力が高いんですよね。鬼のように。
どんな人が相手でも、その人がヤル気を出せば誰とだって信頼関係が構築できます。
そういう人が人間関係において最も意識している事は、ホットリーディングという心理テクニックです(決めつけてごめん)。
ホットリーディングとは
ホットリーディングとは、相手の情報を事前に調べておいて、対話中にその情報を活用して場を暖める手法の事です。
これも営業メンがよく使う手法ですよね。営業先の人の趣味とかをSNS等で事前に調べておいて、『その趣味の話題でその場を盛り上げる事で成約率がUPする』みたいな。
別に媚びている訳ではなく、相手に心を開いてもらうための事前準備ですよね。マメ男。
介護だと、利用者さんのフェイスシートにしっかり目を通すだとか、聞き出したい情報をご家族に聞くという方法になりますね。
人は話すのが好き
人は基本的に、自分の好きな事や得意な事を話すのが好きです。
ゴルフが趣味の人はゴルフの話をすると気分が良くなるし、ギャンブル好きな人はギャンブル好き同士で盛り上がるし、同一の推しの話で盛り上がったりしますよね。
好きな事や得意な事に関しては、鼻息でタバコの火が付かないくらい必死で喋るのが人間です。
気持ちよく喋れている時は相手が自分より賢いからという話を聞いた事がありますが、その通りですね。
ホットリーディングを意識して、相手に好きな話や得意な話をさせる事ができる人は、コミュ力高くて賢くて、介護士としても優秀です。
一緒にいて楽しい
ホットリーディングを意識した対応ができる人って、当然ながら相手は一緒にいて楽しくなります。
例えば認知症のある人って、記憶は残りませんけど感情は残りやすいですよね。
怖いという感情を一度抱いた人に対しては、その後も怖いと感じますし、いつも一緒にいて楽しい人には、『この人といると楽しい』という感情を抱かれます。
それは利用者さんの安心感にも繋がって、介護拒否や認知症の周辺症状を抑える事にも直結するので、ホットリーディング系介護士はマジで優秀。
僕も意識していきたいと思います。
最後に
あの、もしかして介護士さんですか?
よく気づいてくれるから絶対介護士さんだと思ったんです。今度僕と一緒に、介護甲子園を見にいきませんか?(いきません)
以上です!おやすみキャプテン渡辺。