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【介護士】服薬や入浴が拒否されにくくなる対応方法【心理効果】

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こんばんは。介護福祉士のハレくんです。

今日も介護に活かせる心理効果に関する内容です(結局コレが1番人気)。

利用者さんが嫌だと言っている事を無理にやってもらう必要はありませんが、聞き入れて貰わないと困る事も実際あります。

何日も入浴してないのに今日も入浴を拒否しているとか、大事な薬の服薬を拒否するとか、そういうのは普通に古畑任三郎みたいな姿勢になりますよね。

仕事人として、やれる事はやるべきなので、お風呂に入ってもらうように、服薬してもらえるように多少は努力する必要があるし、拒否されない方が自分的にもです。

今日この記事で紹介していく心理効果を意識する事で、そういう場面を上手く乗り越えられる確率がグンと上がるので、是非最後まで見ていって下さい。

では行こう。

ドアインザフェイス

「薮からスティックに横文字やめろや」って感じですけど、ドアインザフェイスという心理テクニックが介護現場では非常に使えます。

これがどういうテクニックかと言うと、最初に大きなお願いをして断らせた後、小さなお願いをすると受け入れられやすいというテクニックです。

営業マン…いや、営業メンなんかは必ず使う心理テクニックです。

例えば介護現場での場合、認知症のある方が毎回服薬を拒否されるとして、服用する薬が3錠あるとします。

そんな時に、最初にラムネか何かを一緒に持って行き、「食後の薬が10錠あります」と声をかけます。

「10錠も飲めるか!要らん!」みたいな返事が来ると思うので、次に、「じゃあこの大事な3錠だけにしときましょう」と言って、3錠だけ服薬するよう促すと、服薬してくれる確率が上がります。これ正直めちゃくちゃ効果あります。

10錠から3錠になると、一気に心理的なハードルが下がるので、「これくらいならいっか」ってなっちゃうんです。

服薬拒否の場面だけじゃなく、他の介護拒否の場面でも勿論応用できます。

飲まないなら飲まないで良いのか

こういう記事を書くと、「本人が服薬しないって言ってるんだから、服薬しなくて良いじゃん」という突っ込みがたまに入ります。

「風呂入りたくないなら入らなくて良いじゃん」も同じく。

それで良いなら良いのかもしれませんけど、心理テクニックを活用して自然に服薬や入浴に導けるのであれば、それが1番良いですし、ご家族も喜ばれますし、その姿勢が次の仕事に繋がったりもするので、結果的にそれが自分的にも1番楽なんですよね。

色んな知識を身につけて、仕事が上手くいくようになるほど自分が楽になっていきます。

楽になりたいなら学ぼうぜ。そして学んだ事は実践していこうぜ。って僕は思ってます。

最後に

ここまで読んで下さった介護士さんにお願いがあります。

SNSのリンクから来ていただいた方、今から8時間かけて玄関のドアを磨いて下さい。お願いします。

嘘です。イイネだけお願いいたします。

以上です。おやすみ10錠。