こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
この季節にこのブログ見にくる人は凄い!(急にどうした)
このクソ暑い毎日に疲れきっているはずなのに、学び系のタイトルの記事に飛んでくるのは本当に凄い。そういう人と仲良くしたい。
今日も一緒に学んでいきましょう。
今日は、会話が2割増しで弾む対話術を紹介していきます。
介護士さんのように、人と関わる仕事をする人にとって、対話スキルは身に付けておいて損はありません。
早速いきましょう↓
質問の仕方
沈黙が苦手な人、いると思います。
そういう人は、「なんか話さないとな〜」とか、「話題振らないと〜」って、相手に気を使うと思うんですよね。
そういう時は、『なんの話題を振るか』よりも『どういう話題の振り方をするか』の方が大事です。
例えば、男性の利用者さんに対して、若い頃にしていた仕事の話題を持ちかける時、下記の2パターンの内、会話が弾むのはどちらでしょうか↓
①「〇〇さん、仕事なにしてたんですか?」
②「〇〇さん、腕の筋肉凄いですね。どうやって鍛えたんですか?」
②の方が会話が弾む事に期待できます。
①の場合、一言二言で会話が終了してしまう場合もありますが、②の場合は仕事から他の話題に派生していくので、会話が弾みやすくなります。
質問をぼかす
ここまで聞いて、「②は仕事の話題じゃないじゃん」と思った方もいるかもしれません。
しかし実際の所、高齢者で筋肉モリッてる方は大体、大工さん等、力仕事をしてきた方が多いです。
筋肉が高確率で仕事に通ずる時代を生きてきた方たちなので、筋肉の話題を振るのは仕事の話題を振ったも同然です(違うなら違うで話題は広がる)。
このように、「仕事」というキーワードを敢えて出さずに質問をぼかす事で、会話が弾みやすくなるんです。
「これは仕事で鍛えたんや」
↓
「なんの仕事してたんですか?」
↓
「大工や」
↓
「大工さんムキムキな人多いですよね」
↓
「そりゃお前、分厚い鉄板担いで足場登っていくんやで〜」
という具合いに。
質問は会話が始まるキッカケになりますが、ド直球に聞くよりも、ぼかして遠回しに聞く方が会話は弾みやすいので是非試してみて下さい。
仕事の話題を振られる立場に立ってみる
このブログを見てくれている方はほぼ介護士さんですが、仕事の話を振られた時に気分良く話したくなるのはどっちですか?↓
①お仕事なにしてるんですか?
②気づきが良くて笑顔が素敵ですけど、お仕事なにされてるんですか?
②が良いという方が殆どだと思います笑
仕事の話題に限らず、ボカしのテクニックはあらゆる話題に適用できますし、相手を嫌な気分にさせる事も無いので、極めていきましょう。
以上です!おやすみ大工さん。