{Butter-Fly
こんばんは。介護福祉士のハレくんです。
まず初めに。ブログを見てくれた方から時々「応援してます」みたいなメッセージを頂く事があるのですが、普通に嬉しいですし、ヴェルタースオリジナルをあげたい気持ちが爆発しそうになります。いつもありがとうございます。
唐突ですが皆さん、バタフライ効果って聞いた事あります?簡単に説明すると、今の小さな変化が、後で大きな変化となって表れる事を言います。小さな事の積み重ねが、後々大きな結果を生み出す―みたいなイメージです。
バタフライ効果については、日本で蝶が羽ばたいた事が原因でアメリカで竜巻が起こる―みたいな表現がよくされています。蝶が羽ばたいて竜巻が起こるなんて事はありえませんが、その時に起こった小さな風が竜巻の原因の一つになるといった感じです。
今はどうでも良いと思えるような小さな事が、未来にとんでもない変化をもたらす可能性があるという事です。
今日は、介護職員はこのバタフライ効果を意識しておくべきですよ―といった内容の記事を書いていきたいと思います。
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バタフライ効果の具体例
上の説明だけではしっくりこないと思うので、もう少し具体的に説明しますね。
ゴミ屋敷ってあるじゃないですか。あのゴミ屋敷ですが、最初にたった一つのゴミを放置した事が原因となって最終的にあのような事態になっている訳ですよね。たった一つゴミを放置したという小さな事が原因となって、最終的にゴミ屋敷が出来上がってしまったと。
小さな事が、後に大きな変化となって表れる。これがバタフライ効果です。
介護職員がバタフライ効果を意識すべき理由
利用者さんに対して過剰な支援をするのは、利用者さんから出来る事を奪うという事になってしまいます。なんでもかんでもやってあげるのが優秀な介護士ではありません。
例えば、半身麻痺のある利用者Aさんがベッドから車椅子に移動する際、時間がかかるからという理由で全介助で移乗したとします。この介護士のとった行動は、残存機能を活用する機会を奪う行為にあたり、下肢筋力の低下を招いてしまいます。
残存機能活用の機会を奪われ続けた結果利用者Aさんは、下肢筋力が著しく低下し、下肢筋力低下が原因で転倒、転倒が原因で寝たきりに。というように、全介助をするという小さな判断の連続が、後にとんでもない事態(寝たきり)を招く場合があるというのがバタフライ効果です。
仕事中このバタフライ効果を意識しておくと、業務に対する意識が変わります。目の前の仕事への集中力が高まり、介護の質は急上昇します。それは事故を減らす事にも繋がり、自分にとっても良い結果をもたらしてくれます。
最後に
今日はバタフライ効果を介護士の業務に当てはめて記事を書いてみました。仕事中じゃなくてもこの効果を意識しておく事で、ピンチを未然にかき消す事が可能になります。バタフライ効果は、リスクマネジメントに最適です。
平和な夜勤16時間と大変な夜勤16時間、同じ16時間でも、体感的に後者は倍の32時間。これが相対性理論です。(違う)
— ハレくん (@harekunoku) 2018年8月22日
次は相対性理論にあてはめて考えてみます(無理)
おやすみなさい。
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